ラピエールからPulsium AllRoadという新車種が発表されました。
エンデュランスモデルのPulsiumとグラベルロードの中間的な存在になる模様。
2023 LAPIERRE Pulsium SAT AllRoad
Pulsium SAT Allroad 6.0 | 2023 | Lapierre Bikes
パッと見た目については、ラピエールだなぁと感じさせるシートステイがトップチューブまで伸びた独特のフレーム形状です。
そして特徴的なのはLapierre SAT(Shock Absorption Technology) 。
Pulsium SAT Allroad 6.0 | 2023 | Lapierre Bikes
シートステイの延長部分、トップチューブとシートチューブに囲まれた「小三角部」にエラストマーを配置して振動を吸収する仕組み。
低周波振動を吸収して長距離ライドでの快適性を向上させる仕組みになっているとのこと。
上下振動を主に吸収するそうな。
で。
Pulsiumと言っても「Pulsium ALLROAD」のほか、「ALLROAD」がつかないPulsiumもラインアップされていますが、ジオメトリをみても全く同じの様子。
そしてALLROADモデルでも「SAT」を搭載したモデルとノーマルモデル(非SAT)に分かれています。
まずは「SAT」モデルのPulsium SAT ALLROAD 6.0。
Pulsium SAT Allroad 6.0 | 2023 | Lapierre Bikes
フレーム、フォーク | Pulsium SAT Allroad Disc thru axle UD Superlight carbon |
クランク | Shimano GRX RX810-2, 48-31T |
レバー | Shimano GRX RX810 |
スプロケ | Shimano HG700 11-34T 11s |
ホイール | DT Swiss E1800 Spline23 Tubeless Ready |
タイヤ | TIRE WTB Expanse 32c TL Tanwal |
シマノGRXの2×11。
タイヤクリアランスは35mmまで対応しています。
そういや、GRXって12sになるだのならないだの噂は絶えませんが、どうなるのだろう?
2023 LAPIERRE Pulsium AllRoad
次を非SATモデルのPulsium ALLROAD 5.0。
Pulsium Allroad 5.0 | 2023 | Lapierre Bikes
非SATなのでエラストマーはありません。
フレーム、フォーク | Pulsium Allroad Disc thru axle UD Superlight carbon |
クランク | Shimano GRX RX600, 46-30T |
レバー | Shimano GRX RX600 |
スプロケ | Shimano HG700 11-34T 11s |
ホイール | (リム)WTB ST i23 TCS 2.0 700c&(ハブ)Shimano RS470 |
タイヤ | WTB Byway 700x34c |
若干コンポのグレードが違いますが、SATモデルも非SATモデルもシマノGRXの11速。
日本での展開がどうなるのかはよくわかりませんが、ラピエール的には2in1、つまりは舗装路から未舗装路までのオールロードモデルということになります。
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