「ハブ毛」について海外サイトに記事が出ていたのですが、
日本のECサイトでハブブラシという同様のものが販売されているようです。プレスリリースによると、このブラシのコンセプトは「日本独自のもので、かつて日本で非常に人気があった」とのこと。
What's the Hubbub? Clean your Hubs While You Ride with Hub Brush from JapanRepresenting a long gone Japanese tradition, Mercari releases their own updated version of the little, heroic Hub Brush to help hub cleaning
人気があったのかはさておいて、ハブ毛はジャパンが誇るべき自転車文化なのだろうか?
ハブ毛
ハブ毛は文字通り、車輪のハブに巻き付けるようなブラシですが、車輪の回転とともにハブが磨かれるようなもの。
ある種のオシャレ的な意味合いもあったようですが、昭和のママチャリには付いていたような記憶があります。
ハブの表面を磨いてどうするんだ?という話もありますが、これって要はシルバーのハブをピカピカにするものなんだと思う。
今は真っ黒ハブばかりですし、
あまり意味がない。
そもそも現代のサイクリストは、空力ガー!という思考回路。
ハブ毛は空力を阻害しそうな雰囲気しかありませんが、誰か暇な人は風洞実験して欲しい。
どこかに持ち込みで風洞実験できるところがあった気がしますが、思い出せません。
もし空力が向上するデータが出たら、ロード乗りはこぞって買いそうな気がしますが…空力が向上しそうな雰囲気はありません。
ちなみに以前読者様に頂いたLEVELのクロモリロードにもばっちりついてました。
ハブ毛は確か、今は製造してない?とかだった気がしますが、通販ではとんでもない高値になってます。
ハブ毛の「清掃機能」は置いといてある種のオシャレアイテムだと考えたときに、現代のサイクリストに欠かせないオシャレアイテムってなんだろう?
マヴィックなんかは一本だけイエローのスポークを入れたり、フルクラムもレッドスポークでオシャレ感を演出してましたが、カラースポークが一般的なのかと聞かれたらノー。
むしろレアキャラに近い。
なんだろう?
現代のサイクリストが支持するオシャレアイテムは。
現代は?
「日本では、自転車店がお祝いとしてこのハブブラシをラッピングする文化がありました。しかし、最終的に自転車が極端にコモディティ化され、チェーン店やスーパーマーケットで広く販売されるようになったことで、ハブ ブラシを取り巻く文化は徐々に衰退していきました。最終的に、2021 年にこれらのブラシの生産は終了しました。」
What's the Hubbub? Clean your Hubs While You Ride with Hub Brush from JapanRepresenting a long gone Japanese tradition, Mercari releases their own updated version of the little, heroic Hub Brush to help hub cleaning
自転車店がお祝いとしてハブ毛をつけていたのが文化とありますが、現代は確かに個人の自転車店自体が減って大型店や通販の時代。
古きよき時代の名残なんですかね。
現代のお祝いの証…自転車を買ったときにお祝いとしてラッピングすること自体がない現代だと、ハブ毛に代わる新しい文化って何かあるのかな?
まあ、無理に創作する必要はないけど。
とりあえず誰か、ハブ毛をつけて風洞実験するところから始めてください笑。
こういうくだらない実験に興味があるので。
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