コンチネンタルの名作タイヤと言われる、GP5000。
前作のGP4000S2も耐パンク性能は高いといわれてきましたが、2セット使ってみて、一度もパンクしてませんw
耐パンク性能
そもそも、リム打ちパンクは論外として、異物パンクの場合、タイヤ自体の厚みが耐パンク性能を高める一つの要因です。
タイヤのゴムの厚みというよりも、ゴムの下にある耐パンクベルトの厚みと言ったほうが正しいかも。
異常な耐パンク性能で知られるのは、シュワルベのマラソンですかね。
まあ、ロード用タイヤと言うよりも、ツーリング用と言ったほうが正しい。
かなり重いです。
タイヤサイズ | 重量 |
700×23c | 430g |
700×25c | 520g |
700×28c | 560g |
700×32c | 640g |
厚さ3mmの耐パンクベルトが抜群の耐パンク性能を発揮します。
一応23cもあって、430g。
一般的なハイエンドロードタイヤの倍の重さですからね。
重量化したいという変わった方には、ある意味最強かと・・・
GP5000の場合、耐パンクベルトが厚いというわけではありません。
コンチネンタルでは、ベクトランブレイカーという特殊な耐パンクベルトを使っています。
コンチネンタルのベクトランブレイカー
ベクトランは化学繊維ですが、金属よりも強い引張強度を持ち、その強さはスチールの5倍。
図の黄色い部分ですね。
しかも二層構造にしているというのが、異常な耐パンク性能をみせる要因なのかなと・・・
異物パンクは運次第もあるので、偶然パンクして無いだけということもありますが、それにしてもノーパンクのまま2セット目に突入するというのも、記憶に無い。
某社のタイヤなんて、走行距離が3000キロ越えたあたりから異常にパンクしまくった経験があるので、あんまりオススメしづらかったりします。
当時は3ヶ月も使えばタイヤを交換してました。
2セット目もそこそこ磨耗してます。
耐摩耗性については、まあ普通かなという印象ですが、他社タイヤならパンク頻発しそうな擦り減り度でも、まだ行けるわと思わせてくれるのが強みかも。
まあ、タイヤは安全性に関わるので、早めの交換を推奨します。
あんまり粘ってもうちょっと・・・と思っているときほど、痛い目に遭うのがタイヤですから・・・
GP5000には、磨耗の限界を示すスリップサインがついてます。
小穴がありますが、これが無くなったらもう交換時期です。
穴がなくなるまで使うか、早めに交換するかはその人次第でしょうけど。
パンクは運次第な面が
リム打ちパンクについては、空気圧管理と、段差などで脱重することを心がければ普通に防げます。
異物パンクについては、路肩を走らないことが一つの対策です。
路肩、幹線道路では時々見かけますが、ガラス片が散乱していることも普通にあるし、謎のクギとか針金とかも落ちていたりしますし。
よく分からないのは、時々見かける、片足だけ落ちている靴。
アレの意味がいまだに分からないのですが、事故があれば回収されているだろうし、誰かが投げ捨てている??
片足だけ??
GP5000ですが、振動吸収性自体は【並レベル】で、特別すごいという感じでもないです。
読者様の中には、とにかく疲れるタイヤだといっている方もいましたが、ある程度距離を乗ったら気にならなくなったと言ってましたが。
GP5000の持ち味は、転がりの良さと、耐パンク性能の高さ。
これが最強タイヤといわれる理由かと。
Continental Grand Prix (グランプリ) 5000 タイヤ
他にオススメのタイヤ
転がりだと、ピレリのP-ZEROがいいよ!という話はよく聞きます。
これも使ってみたいなと思いつつ、2セット目もGP5000にしてしまったのですが。
定評のあるヴィットリアのコルサについては、乗り心地はいいですが、グラフェン化してからは重量は重いのが難点かと・・・
タイヤサイズ | 重量 |
23c | 245g |
25c | 255g |
28c | 270g |
他社ハイエンドタイヤよりは、20g以上は重い。
前作のオープンコルサCX3は相当買いましたが、絶対にオープンコルサのほうがよかったなぁと思いつつ。
迷うならGP5000を買っておけば、間違いは無い気がします。
といいつつ、合わないという人もいるんですが。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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