先日メリダのサイレックスがモデルチェンジし、カーボンもアルミもフレームが刷新されましたが、
日本のサイトを見ると、アルミフレームモデルはサイレックス100と400になっています。
これの違いについて。
2024 メリダ サイレックス100と400
こちらがSILEX400で、
メリダ -MERIDA- | ラインナップ | ロードバイク | SILEX 400MTBやROADなどスポーツバイクのエントリーモデルからワールドカップを戦うレーシングバイクまで手掛けるメリダ -MERIDA- の日本公式ホームページ
こちらがSILEX100。
メリダ -MERIDA- | ラインナップ | ロードバイク | SILEX 100MTBやROADなどスポーツバイクのエントリーモデルからワールドカップを戦うレーシングバイクまで手掛けるメリダ -MERIDA- の日本公式ホームページ
明らかにフレームが違いますね。
シートチューブ、トップチューブ、シートステイの交点が明らかに異なるし、ワイヤーも内装と外装に分かれてます。
これ、サイレックス100については旧フレーム、サイレックス400についてはニューフレームになっている模様。
SILEX100 | SILEX400 |
SILEX LITE | SILEX LITE II |
フレームが異なるので、ニューフレームのほうがいいと考える人はちょっと注意。
ニューフレームのほうはフレーム重量が発表されています。
フレーム重量 | フォーク重量 |
1900g | 540g |
ニューフレームはサスペンションフォークへの換装も意識した設計で、旧フレームよりもヘッド角を緩やかにして安定性を向上させています。
コンポについては、サイレックス400がGRX400(2×10)、サイレックス100がクラリス(2×8)。
若干気になったのですが、
SILEX100 | SILEX400 | |
フロント | 50-34T | 46-30T |
リア | 11-28T | 11-36T |
なぜにエントリーモデルのサイレックス100は、リアに11-28Tなんだろ。
エントリーモデルのグラベルロードって、11-34Tが多いのかと思ってました。
スプロケなんてあとから変えれば済むし、サイレックス100のリアディレーラーはGSになっているのでワイドギアを投入するのは何ら難しいことではありませんが。
値段はSILEX100が187000円、SILEX400が242000円。
最近、クラリス完成車でもこういう値段になるからビックリしますが、同じアルミフレームに見えて両者は違うフレームなことには注意した方がいいかもしれません。
何年か前までは、アルミのスクルトゥーラがグレードによってクイックリリースモデルとスルーアクスルモデルに分かれていた気がしますが、最近はディスク車は全てスルーアクスル仕様になっています。
なお、本国サイトではサイレックス100がない代わりにサイレックス200を投入してますが、
このサイレックス200はニューフレームになってますね。
日本では取り扱いがないようですが。
ニューサイレックスのメリット
ニューフレームのサイレックスですが
サイレックスって人気車種ですが、さらに人気が出そうな予感。
アルミサイレックスってまあまあ見かけますが、なんていうか質感が結構好きなのよね。
たまたま見たサイレックスの雰囲気というか。
ニューサイレックスはグラベルレースよりもマルチな方向性に舵を切った印象がありますが、アルミサイレックスって通勤通学など日常的な使い方をしている人も多い気がする。
メリダの説明でも、日常生活での使い方も書いてあるので、メリダ的にはマルチな方向性を目指しているのかと。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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