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ロードバイクにヘルメットは大事ですよ。意外なところに敵がいますから…

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ロードバイクに乗る上でもはやヘルメットは常識になってますし、ロードバイクとヘルメットはもはやセットみたいなもの。
ラーメンと半チャーハンみたいな関係と言っても過言ではないですが、読者様からなかなかな事故の話をお伺いしました。

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敵は地面にアリ

実はつい先日の日曜、ポタリング中に転倒してしまいました。

20キロ弱でグループ走行中、グレーチングの隙間に前輪を挟まれ、前転する形で路面に頭を打ち付けたようです、全く覚えていませんが。その場で意識を失い、救急搬送されました。すぐ後ろを走っていて救急車に同乗した妻によると、
「何が起きたのか。 ここはどこだ。 これは現実か。」
と、30回ほど繰り返していたそうです。また、「(次週に計画していた)京都輪行に行くんだ!」と主張したようなので、脳震盪で記憶は飛び、自分の状況が理解できず、判断力は幼児並みになっていたようです(笑)。

幸い脳出血や、頭、首の骨折はなく、ダメージは打ち身と擦過傷、筋硬直による首の変形で、2週間の安静という診断です。

当たり前ですが、グローブがなかったら手の甲はズル剥け、ヘルメットがなかったら最悪は死亡事故となったことでしょう。

事故原因が知りたかったので退院の時に現場を見てきました。

両側に家の立ち並ぶ、車の少ない旧街道。車線はなく道幅は4mほどでしょうか。その進行方向左側の四角いマスに2枚のグレーチングがかけられており、寸法が悪いせいで幅2cm強、長さ40cm程度の縦向きの隙間があったようです。“ようです”というのは、既に改善補修工事がなされていて、安全な状態になっていたからです。救急隊か警察かが、道路管理者に知らせたのでしょう、素早さに感心しました。

言い訳がましくなりますが、現場を見ると、この危険を察知するのは私の能力では不可能で、念のためグレーチングを避けて急ハンドルを切るよりも、直進で通過することを選択したのだと思われます。 周りの景色を含め前後を全く覚えていませんが。

40人ほどの隊列で、私は2番目を走っていたらしいので、もし自分が避けていても他の誰かが引っかかった可能性はまあまあ、ある気がします。

グレーチング事故ってまあまあ聞きます。
正直なところ事前に察知することは困難ですし、ある意味では道路管理者を信頼して通行するしかないのですが、裁判すると自転車側にも過失が付くことは多い気がします。
中には全責任を自転車とした判例すらありますが…

 

ちなみにですが、飛び出してきた小動物を避けるために転倒した話も聞いたことがあります。
自転車はちょっとしたことで転倒してしまうので、ヘルメットは大事なのよね。
まあ、「ヘルメットを強制するな!」派の方々がどうせ騒ぐだけでなかなか面倒ですが、「ヘルメットは大事」という話はヘルメットを強制していませんし、発狂する側に問題があるような気がするのですが。

ということで

まあ、道路管理者の瑕疵が疑われる案件ですが、こういう事故の判例は時々見かけます。

 

ちなみにこういうことが起きうるから車間距離って大事なんですよ。
車間距離が空いていれば先行車が転倒したことに対処出来ても、車間距離を詰めていたらノーチャンス。


コメント

  1. かたさん より:

    https://photos.app.goo.gl/4cw2RrRiouVqWwts5
    地番の特定できない現場の写真が手に入りました。
    ノックアウトされた私の足が写っています。

    前走者との距離は2〜4M、速度は15km程度だったそうです。
    道路内での問題の隙間は、キープ・レフトで走る付近。
    視認→回避 は私の能力ではやはり無理かなと。

    運転者の過失が、はてどの程度付くものか、、。
    もしノーヘル(このグループではあり得ませんが)だったら、死亡または重度後遺障害でも、補償は大幅減額なのでしょうね。

  2. かたさん より:

    あそれと、後続車が40人弱いたわけですが、追突、巻き込まれ等はなかったそうです。皆さん優秀ですね。お行儀も良いし愉快だし、また遊んでもらおっと。

    • roadbikenavi roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      なるほど、こういう場所だったのですね。

      グレーチングは迂闊に踏まないほうがいいですが、気がついたときには制御不能になるので注意します。

  3. ゆき より:

    ここ最近はグレーチングが盗難されて、そもそも無くなってるパターンも有るのが恐ろしいです。
    側溝どころか、車道を横切るグレーチングも遠慮なく窃盗されています。
    自分の近所ではないけど一例: https://www.city.kuki.lg.jp/kurashi/doro_kasen/doro/douro10.html

    ハマれば自転車はもちろん、自動車も無事では済まないです。
    盗まれるのは夜間が多いそうなので、夜間や早朝に点滅ライトだけの方、暗状態でグレーチングが無いのに気づくのが遅れたら爆死コースです。
    明るい常時点灯なライトも点けましょう。

    なお、自分の近辺だと点滅ライトすらない人が5割超え(ここ数ヶ月悪化傾向)ですが……
    ママチャリやら電動アシスト自転車の方が自動点灯でちゃんと点いていてる現状。
    ロード乗りで点灯してる人、光りまくりの視認性の鬼な人と、もう2人ぐらいしか点灯しおらず、反射板のみかライト(消灯)装備が5人超と悪化傾向。
    ライト(消灯)とか、デッドウェイトを積んだ負荷トレーニングなんですかねぇ。

    • roadbikenavi roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      グレーチングって盗んで売れるもんなんですね。
      スピードにもよりますが、グレーチングがないことに気がつくのが遅れたらちょっと厳しい…

      • ゆき より:

        ゴミ捨て場から空き缶の窃盗と同じで、金属なのでスクラップとして売れるんですよね。

        道路設備だと車両侵入禁止のための金属ポールや、ガードレールの窃盗なんかもあります。
        ガードレールは、端っこの丸まった「袖」部分だけだったりしますが、鉄板がむき出しになるので万が一事故ったら刺さる……
        これからの季節、雪が降るところだと除雪用に板だけ外す(ガードレールの切れ目からブルで押して谷に雪を捨てる)パターンも有ったりするので見分けは難しそう。

        他には、建設現場の足場とか、建設中の現場や太陽光発電の銅線(接続前や夜間は通電してないので感電せずに盗める)、水道メーター、公園の蛇口、エアコンの室外機なんかも換金目当てで窃盗被害にあったりします。

        • roadbikenavi roadbikenavi より:

          コメントありがとうございます。

          いくらで売れるのかわかりませんが、手間と対価が釣り合うもんなんですかね。
          なかなか迷惑な話ですし、やめてもらいたいですね。

  4. かたさん より:

    記事の怪我人です。ヘルメットのおかげで、順調に回復中です。今日から2週間ぶりに、仕事に復帰しました。

    道路管理者の自治体さんは、道路の瑕疵が事故原因で、保証の必要がある、と考えておられるようです。

    市町村会総合賠償補償保険制度なるものがあり、引き受け手の損保ジャパンから、申請書類一式が送られてきました。

    入院治療費と物損は良いとして、休業による損害については困っています。
    フォーマットや添付書類が給与所得者向けで、自営業者は想定されていないようです。所得や固定経費は確定申告書類から証明出来ますが、段取りのやり直しや工程の遅延、失注の損害の方が大きいのに、証明が難しいです。

    自治体に相談すると、伝言ゲームでは埒があかないので損保ジャパンの用意する弁護士の電話指導をもとに、書類を作製して欲しいとのことでした。
    示談交渉に一方だけ専門家が参加することはルール違反ではないかと質問すると、保険の請求は示談ではなく、その手前の手続きだそうです。

    保険料支払側弁護士の指導で、受け取り側が書類を作るという構図がどうもしっくり来ません。ちょっと心配ですが、なかなかの損害なので、生計が立つように頑張ってみます。

    危険を避けられなかった点は反省していますし、火事太りの野望はありませんが、世間一般程度に受け取ることの出来る保証を遠慮する必要も無いかなと考えています。

    • roadbikenavi roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      示談の前の手続き、という意味がイマイチわかりませんが、自営業の場合は確かに算定が難しいです。
      しかしきちんと補償は受ける必要があるため、弁護士の指導で不満や不可解な点があれば、とりあえずは無視して請求するか、もしくは自力で弁護士を立てるかにしたほうがいいかもしれません。

      ちょっと難しい問題ですが…

      • かたさん より:

        自治体の方によると、保険の額で不足があればその時点で申し出て欲しいそうです。保険じゃなく公金から補償を受けるとなると、気が引けます・・・。納得のいかない場面があれば、弁護士さんを探すことも考えます。そうなると、弁護士費用や補償金も膨れあがるようなので、誰にもメリットがない気はしますが・・。
        とりあえず、県弁護士会館の事故相談センターの弁護士さんからは全く情報は得られず、完全に無駄足でした。
        きちんと補償は受ける必要がある、とのお言葉、とても心強く響きました。ありがとうございます

        • roadbikenavi roadbikenavi より:

          コメントありがとうございます。

          安易に返事をすると示談成立してしまうので、気をつけてください。
          そもそも、ご自身が払ってきた税金を原資にしているだけで、税金の返戻だと捉えれば何の遠慮も要りません。

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