オランダに新しく「ソーラーパネル自転車道」が誕生したそうな。
Colas Group の Wattway とオランダの建設会社 BAM Royal Group は、北オランダ州と北ブラバント州にソーラーサイクルパスを設置しました。 Wattway は、車両の交通を支えながらクリーンな電気を生成するソーラー路面を作成します。
Wattway は世界初のソーラー道路舗装会社であると主張しており、設立以来、複数の国で約 40 か所の試験サイトを運営してきました。その結果、ソーラーロードの改良が進められてきました。
オランダの施設では電力が増加しており、古い経路の 119 Wp/㎡ と比較して 148 Wp/㎡ となっており、各州は「初年度に年間 160 MWh の再生可能エネルギーを生産し、オランダの送電網への供給に貢献する」ことを期待しています。サイトは 5 年間監視および維持されます。
ワットウェイのソーラーサイクルパスは、厚さわずか数ミリメートルの新しいタイプの固体ソーラーパネルで作られています。ソーラーパネルは既存の自転車道に接着されています。
太陽電池は、樹脂とポリマーで構成される多層基板でコーティングされています。太陽光を取り入れるのに十分な半透明で、自転車の通行にも耐えるのに十分な耐久性を備えています。ソーラーパネルの表面は滑らかな屋上パネルとは異なり、従来の道路用混合物と同じグリップを提供するように処理されています。
自転車道の路面がソーラーパネルになっているみたいだけど、わざわざ路面にソーラーパネルを配置？？
ソーラーパネル自体は自転車の通行に耐えられるだけの強度や耐久性があり、ツルツル滑らないようにグリップするみたい。
Wattwayという世界初の太陽光発電道路の鋪装をする会社の技術みたいですが、
非常に壊れやすいセルは、樹脂とポリマーで構成される多層基板でコーティングされており、太陽光を取り入れるのに十分な半透明で、車両の交通に耐えるのに十分な耐久性を備えています。タイヤとの接触面には、 従来のロードミックスと同等のグリップ力を発揮する加工を施しています。
取り組みやアイディアは面白いけど、路面ではなく屋根などにソーラーパネルを設置したほうがいいのでは？と思ってしまいまして。
なぜに路面に配置するのかわからない。
なぜ路面に？？
日本でも一部の施設などにおいてソーラーパネル鋪装が採用されているそうですが、要は日本の国土の約７割が森林でソーラーパネルの適地が限られているため、道路を利用してしまおうということから開発が進んできたらしい。
ちょっと興味深いのはこれ。
MIRAI-LABOによると、日本の道路面積は約77万ヘクタールあり、そのすべてに太陽光路面発電パネルを設置すると、発電量は約335.8GW。柏崎刈羽原発７基すべての発電量である8.2GWの40倍以上に相当するという。
ソーラーパネル道路って費用的にどうなるのかはわかりませんが、道路自体が発電するという仕組みはなかなか興味深い。
日本の自転車道にも配置される予定があるのかはわかりませんが、そもそも日本には自転車道自体がほとんどないんでしたね笑。
いわゆるサイクリングロードについては、ソーラーパネル以前に街灯もなく夜間はデンジャラスなほど真っ暗ですが、こういう技術と街灯を組み合わせて夜でも明るいサイクリングロードに…みたいな話はそもそも需要がないのだろうか？
川沿いのサイクリングロードって夜間はデンジャラスなほど真っ暗ですが、夜間に通行する需要がないから街灯もないのでしょうか？
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