KTMのロードバイク…かつてはプロチームにも採用されていましたが、KTMは日本ではマイナーに近い。
何せ、日本では代理店がないので買えませんから。
オートバイのイメージのほうが強いブランドですが、自転車も力を入れてます。
KTM REVELATOR ALTO
KTMはオーストリアのブランドで創業は1934年。
自転車の製造は1960年台には開始していたようなので歴史あるブランドです。
ちょっと前までプロチームにもバイクを供給していましたが、UCIプロチームの「B&B Hotels–KTM」ですね。
2022年にチームが破綻してしまいました。
カベンディッシュと契約がどうのこうのといってる間にスポンサーの問題からチームが終了。
なので今KTMってプロチームにバイクを供給していないと思いますが、KTMのロードバイクREVELATOR ALTOの話。
「高いところ」を意味するALTOと名付けられたバイクは、軽量クライミングバイク。
いや、読者様から「KTMの代理店ってあるんですか？」と質問を頂いたのですが、たぶん無いはずです。
ただまあ、ずいぶん前に某ショップで見たことがあったので代理店があるんじゃないかと思ったのですが、たぶん「以前は」代理店があったんだと思う。
で、REVELATOR ALTO。
フラッグシップモデルのREVELATOR ALTO EXONICについては、デュラエースDi2完成車でホイールはDT Swiss PRC 1400 スプライン 35。
これで6.9キロジャストに収まっている軽量バイクです。
REVELATOR ALTOっていくつか完成車があるのですが、フレーム「形状」は同じですがカーボンのグレードが違うらしく、こんな感じになってます。
| 車種 | カーボン | コンポ | 重量 |
| EXONIC | Premium Carbon | デュラエース | 6.9キロ |
| MASTER | Premium Carbon | アルテグラDi2 | 7.6キロ |
| ELITE AXS | Premium Carbon | SRAM Rival eTap AXS | 8.2キロ |
| ELITE Di2 | Premium Carbon | 105Di2 | 7.9キロ |
| ELITE | Premium Carbon | 105 | 8.3キロ |
| PRO | Performance Carbon | 105 | 9.6キロ |
「プロ」についてはプレミアムカーボンではなくパフォーマンスカーボンとなっていて、重量も一気に増す。
まあ、フレーム重量も違うでしょうけど、「エリート」ではマヴィックのキシリウムSがついているけど「プロ」になるとシマノRS171になっていたりするので、フレームだけでなくパーツも差別化してお買い得モデルにしているのでしょうけど。
KTMのサイトを見るとロードバイクはこれしかありません。
あとはグラベルロードやトレッキングバイク、E-BIKE、マウンテンバイクなどになってます。
KTMが欲しい人は…たぶん現地で購入するしかないんじゃないかと思いますが、詳しくはわかりません。
ついでにトレッキングバイクの話
ヨーロッパのトレッキングバイクやツーリングバイクはやたらダイナモライト仕様が多い気がするのですが、KTMのトレッキングバイクは全てダイナモライト。
ヨーロッパのこういう自転車ってベルトドライブ仕様も見かけますが、Shimano Alfine1×11速のベルトドライブです。
こっちなんとフロントサスペンション付きになってますが、
こういう自転車にフロントサスペンション付きもヨーロッパのブランドにはまあまあ見かけます。
ギアはシマノNexus。
日本だとこういうスペックの自転車はあまり無い気がしますが、いわゆるママチャリっぽいスタイルでサスペンション付きですからね。
日本の自転車文化って、「普通自転車」の枠組みを気にしすぎたのかカーゴバイクみたいなのはまずないし、良くも悪くも似たり寄ったりのママチャリが主流になったのかなと思いますが、日本のママチャリにサスペンションがついていたらビックリするわな笑。
ということで本題に戻しますが、KTMの自転車が欲しい方はたぶん現地購入…だと思われます。
コメント