新ETRTO規格になり、以前はC15リムに嵌めたときのタイヤの太さを表していたものが、C19リムに嵌めたときのタイヤの太さになった・・・というのはその通り。
ただまあ、ちょっと違うんじゃね?と感じる部分もありまして。
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そもそもの話
新ETRTO規格の25cタイヤはC19リムに嵌めたときに25mm幅のタイヤとなり、それよりも細いリムに嵌めた場合にはタイヤ幅も細くなります。
リム幅次第でタイヤの実質的な太さが変わるというのはその通り。
けどそもそも論。
昔で言うと確かチンコネンタルのGP4000S2とか、23cとなっていても25mmとかありませんでした?
25cとなっていても、実際に測ってみると27mmくらいになり、一部のフレームだとクリアランスがどうのこうのという話は多々あった気がする。
そうなると、もはやタイヤサイズの表記って何のためにあるのだろうか?と考えてしまったことがあります。
23cと書いてあるタイヤを買ってきて、計測してみたら25mmくらいあった。
2mm太くてお得だよねー!というわけでもないし、詐欺的表記というわけでもない。
あんまり厳密な扱いになっているとは思っていなかったので、新ETRTO規格ガー!という話がどれだけの意味を持つのでしょうか?
誤差2mmなんてザラ
今までも、タイヤサイズの表記から2mmくらいまでなら誤差があるのは珍しい話でもなかったわけで、タイヤ幅自体が問題というわけではない気がする。
C19リムと合わせたときにタイヤの性能がしっかり発揮されやすいというだけなのでは。
つまりは、メーカーが想定している転がりやグリップ力の基準が、C19リムに嵌めた状態というだけの話で。
昔から表記サイズと実測サイズが完全一致していたわけではないので、あんまり気にするほどの話ではないのかもしれません。
何年も前のフレームだと、25cを越える幅だとフレームのクリアランスが厳しいとかありましたが、ディスクブレーキ車は今や32cが標準装備になっていることすらあるし、太いタイヤがトレンディ()なんですかね。
細いタイヤ派は、今や伝統主義者と呼ばれてしまうのかも笑。
最適なタイヤ幅については人それぞれフィーリングの問題なので、絶対的な正解は自分自身にしかありません。
Continental Grand Prix (グランプリ) 5000 タイヤ
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
先日、タイヤを替えたのですが、
ピレリのP-ZERO VELOで25cを買おうとしたら、
型代わりしてて、VEROでなく、ROADという名称で、(正確には、VEROよりもエントリーモデルっぽい)
サイズも、24cとか26cになってました。
ショップの人に聞いたら、26cにしたらいいよ、とのことでした。(私が、ホイール何使ってるかも知っている)
何がどう変わったか分かりませんが、大した違いは無いんだろうなぁ、と思います。
コメントありがとうございます。
ピレリは「レース」が上位モデル、「ロード」がワンランク下になりました。
以前のモデルに近いのはレースのほうじゃないかなと思いますが、最近たまにありますよね。
26cという謎サイズが。