以前ちょっと書いた件ですが、オランダのカーゴバイクブランドBabboeのカーゴバイクが「フレーム折れ」している件。
フレームが折れた報告が多数上がっていたのに、会社の上層部は隠蔽しようとしていたのか。
オランダのカーゴバイクメーカーBabboeは、危険なカーゴバイクの問題を秘密にしたいと考えていました。これは、調査編集者が Babboe の従業員および元従業員12名と交わした会話からも明らかです。数人の従業員が警鐘を鳴らしたが、誰も聞く耳を持たなかった。実際、彼らは顧客に嘘をつかなければなりませんでした。
「私たちは常に嘘をつかなければなりませんでした」とバボーBVの従業員はRTLニュースに語った。 「私はお客様に『そんなことは決して起こらない』と説教し、無料のレインテントと無料の枕を提供しました。」別の人はこう付け加えた。「新しい男が私たちのために働きに来ました。彼は顧客にこう言いました。『これは毎日のことです』」そうしたら彼らは『そんなことは絶対に言ってはいけない』と言ったんです」
Babboe wilde problemen bakfietsen onder de pet houden: personeel moest klanten voorliegenDe Nederlandse bakfietsfabrikant Babboe wilde de problemen van de gevaarlijke bakfietsen onder de pet houden. Dit blijkt...
同社カーゴバイクのフレーム折れは数百件になるそうな。
やっとリコールを発表し、新しいフレームに交換することになったらしい。
なお、今年の2月にすでに販売は停止されてます。
オランダでのカーゴバイクって荷物を運ぶだけではなくて、子供を載せるもの。
走行中に突如ハンドルがガタガタと振動し始め、フレームが破断した事例などが多数あるそうですが、子供を載せたカーゴバイクのフレームが折れたら死んでしまいますから…
全然笑えない。
そしてフレームの不具合について会社の上層部は知っていたのに販売を継続したり…なかなかメチャクチャですな。
若干気になるとしたら、このBabboeというブランドは「Accellグループ」の会社で、AccellグループにはKOGA、ラピエール、ラレーなどロードバイク乗りには馴染みがあるブランドも含まれること。
単なる出資関係の問題なのでそれらの他ブランドに影響するわけではないと思いますが…
問題が大きくなるまでは対応しない姿勢もどうかと思うけど、ちょっと前にはキャノンデールの「DAVE」がフレーム折れリスクがあるとしてリコールになってました。
キャノンデールのリコール問題については、フレームが折れた事例が「2件」あるそうな。
2件でリコールに踏み切るメーカーと、数百件フレームが折れても隠蔽しようとするメーカー。
オランダでのカーゴバイクってまあまあ日常的に使う自転車なので折れたらシャレにならない問題ですが、このような隠蔽問題が露呈した以上、ブランドの存続すら疑わしい。
隠そうとしてもいずれバレるのが運命なんだよなあ。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
トヨタとかも不具合について問い合わせても、そんな報告はありません。からの一週間後にリコールとか経験した人は結構いるみたいです。一般的な対応なのかもしれません。
コメントありがとうございます。
サプリの件にしても、医師がメーカーに問い合わせしたときはそんな対応だったみたいですね。