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「歩行者自転車専用」信号は不幸の始まりでしかない。

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このように交通トラブルが起きるのは不幸でしかないのですが、

問題点は以下。
①クルマのドライバーが「自転車が直進するときには左折レーンだろうと第1通行帯しか通れない」ことを知らない(後に謝罪している)
②歩行者用信号に「歩行者自転車専用」の補助標識があるので、この自転車は信号無視になりうる。

 

あえて「信号無視になりうる」と書いたのは、

管理人
管理人
「歩行者自転車専用」の補助標識、視認できますかね?

少なくとも交差点直前では視認不可能。


交差点進入後に、目を凝らせば見えるかもしれません笑。

このような場合、直ちに自転車が信号無視になるわけではなくて、補助標識が容易に視認できたかの問題になります。

道路交通法施行令7条3項は、公安委員会が道路標識を設置するときは、歩行者、車両または路面電車がその前方から見やすいように設置しなければならない旨を規定しており、このことにかんがみても、道路標識は、ただ見えさえすればよいというものではなく、歩行者、車両等の運転者が、いかなる車両のいかなる通行を規制するのかが容易に判別できる方法で設置すべきものであることはいうまでもない。

最高裁判所第三小法廷  昭和43年12月17日

これをどう考えるかですが、自転車から容易に視認できない補助標識は、クルマの視点からでも視点困難。
しかもこの運転者は「自転車は第1通行帯から直進するルール」を知らなかったのだから、結果的に自転車が信号無視になるかはドライバーには関係がない。

双方ともにルールを理解して安全にどうぞとしか言いようがない案件ですよね。
結果論でいえば、双方ともにルールを理解してなかったのだから。

 

けど、混乱の原因になるからおかしな「歩行者自転車専用」は撤去したほうがいいし、「自転車が第1通行帯から直進するルール」が知られていない以上、自転車ナビラインなどで明示したほうがいいよね。

 

おかしな構造、おかしな規制(補助標識)、おかしなルールを集結させた結果、わかってない人たちがトラブった話でしかないけど、自転車ってこういう地獄ばかりです。

 

他人がルールを理解していることを期待することすらムリがあるなんて、そりゃ事故やトラブルが起きるとしか。
だからスマートに整理しないと解決しないのに、法律はどんどん複雑化し、理解している人と理解していない人の差が生まれ、やがて爆死する。

 

ルールと構造を抜本的に直さない限りは、また起きるでしょうね。
「自転車は第1通行帯から直進する」にしても、理解度はおそらく30%もないのではないかと…
そして「歩行者自転車専用」の補助標識があるときには自転車は「歩行者自転車専用」に従うルールとは言え、

夜間&計4車線&やたら左側にオフセットしていて、容易に視認できるわけもない。

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