PVアクセスランキング にほんブログ村 当サイトはAmazonアソシエイト等各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
スポンサーリンク

GROWTACのEQUAL コントロールレバーは、特化ではなく汎用性。

blog
スポンサーリンク

グロータックからEQUALコントロールレバーが登場しましたが、フリクションタイプのデュアルコントロールレバーなんだとか。

 

ちょっと前から話題になってましたが、グロータックの戦略はなかなか興味深い。

スポンサーリンク

EQUALコントロールレバーと機能

コントロールレバー
「自転車はもっと自由なものになれないのか」開発のきっかけは、こんな些細な疑問でした。 好きなパーツをバイクに組み付けたり、自分だけのカスタマイズができること――それはスポーツサイクリングの楽しみであり ...

フリクションタイプのレバーといえば昔懐かしい「Wレバー」になりますが、Wレバーのフリクションタイプはディレーラーを動かした分、レバーはその位置で止まってしまいます。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Dia Compe UK(@diacompeuk)がシェアした投稿

手元変速でレバー位置がチグハグになっていたら使いにくいので、グロータックのEQUALコントロールレバーは「元の位置に戻るフリクションレバー」になっていると。
フリクションレバーにすることでレバーが変速段数に関係なく使えるようになるので、理屈としては何速でも対応するわけですね。
かなり複雑なクラッチ機能がついているらしい。

コントロールレバー
「自転車はもっと自由なものになれないのか」開発のきっかけは、こんな些細な疑問でした。 好きなパーツをバイクに組み付けたり、自分だけのカスタマイズができること――それはスポーツサイクリングの楽しみであり ...

シマノはブレーキレバーが変速レバーも兼ねてますが、グロータックのEQUALコントロールレバーはブレーキレバーはブレーキのみ。
内側のシフトアップボタン(リアの場合)と、ブレーキレバー手前にあるシフトダウンレバー(リアの場合)を操作する形なので、イメージとしてはカンパニョーロの機械式レバーで、フリクション化したのかと。
フリクションなのでクリック感がない操作になりますが、グロータックではそれを「ステップレスシフト」と呼んでいます。

 

要は大手ブランドのコントロールレバーだと「11速専用」とか「8速専用」みたいに特化型になりますが、グロータックの場合は変速段数に関係ない汎用型。
変速段数が関係なくなるという点ではWHEEL TOPのワイヤレスコンポとも共通しますが(WHEEL TOPは7~13速対応)、グロータックはこういう汎用型が好きなのかなと。
機能を制限して特化させるか、多機能にして汎用性を持たせるかの違いなんだろうけど、ちょっと前に発表されたグロータックのペダルについても似たような雰囲気を感じる。

グロータックからEQUAL 多調整型ROADペダルが販売開始。
グロータックがビンディングペダル「EQUAL多調整型ROADペダル」を販売開始したようなのですが、これは「EQUAL多調整型ROADペダル」が正式名称なのか、「EQUAL ROADペダル」が正式名称なのかよくわからず。 だいぶ他社ペダルを研...

ちょっと気になったのはここ。

https://growtac.com/wp/wp-content/uploads/user_manual_CL_v0.pdf

レバー内部にある「ケーブルプーリー」のサイズを変えることで、レバーストロークとケーブル巻き取り比率が変わる。
これによりレバーストロークを小さくしたり(その代わりレバー操作は重くなる)、その逆も可能なんだとか。
ここは好みの問題ということになるけど、直径17mmから24mmまでの5種類から選択可能。

デフォルトでは左側に17mm、右側に18.5mmがついているらしい。
右レバーには17mm/18.5mm/20mm/22mm/24mmが付属し、左レバーには17mmが付属。
そして、いろいろ詰め込んだ機能なので重量的にどうなのかというと、さほど重くない。

重量 価格
スタンダードR 205g 24750円
スタンダードL 210g 24750円
シフトレスR 130g 13750円
シフトレスL 130g 13750円

参考までに、11速アルテグラリムブレーキ(ST-R8000)は右レバーが220g、左レバーが218g。

特化ではなく汎用性

他社レバーは変速段数に特化してますが、グロータックは汎用性を持たせる方向なので根本的に他社と考え方が異なるコントロールレバーといえますが、変速段数に関係なく使える点を考慮すれば安いとも言えるし、特定の変速段数しか使わない人からすれば高めと感じるラインかと。

 

制限なく使えるフリクションなので、やたらデカイスプロケとMTB用リアディレーラーを組み合わせてEQUALコントロールレバーで操作する…みたいな遊び方もできるし、互換性を気にすることなく使える点ではなかなか面白そうですね。
最近のシマノなんて互換性は表で確認しないとちんぷんかんぷん過ぎますが、スプロケとリアディレーラーのキャパシティには注意が必要ですが「レバーの互換性」は気にする必要がなくなりますし。

 


コメント

  1. 元MTB乗り より:

    貰ったクロスバイクのドロップ化を目論んでいた時に欲しかったですね。105の3×10の構成だったので(改造を目論んでいたのが既に11速時代に入ってた時期)、クランク・ディレイラーから交換するか、ラピッドファイヤーをバートップに付けてお茶を濁すか、色々と迷って結局断念しました。フリクションは昔のMTBのサムシフターで使っていたので、特に気にならないですし(むしろ乗ってて微調整利くので適当な組み合わせだと有り難い)。後は、Vブレーキまで対応してくれると汎用性がいいんですが、流石に需要はないですかね。

    • roadbikenavi roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      若干気になるのは、ブレーキの互換性がよくわからないレバーなんですよね。
      シマノだろうとカンパニョーロだろうとブレーキを引けるという意味なのか…

タイトルとURLをコピーしました