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エントリーバイクの巨匠、ジャイアントのCONTEND2とメリダのRIDE80の2019モデルを比較してみる。

2019モデル
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エントリーロードで安く買えるのは、やはりジャイアントとメリダという台湾の二大巨匠のメーカーです。
最安ロードというと、ジャイアントだとCONTEND2
メリダだとRIDE80

 

どちらも定価は税別で8万円台です。



どっちがいいの??と思う人も多いようなので、スペック的な比較をしてみます。

ジャイアント コンテンド2とメリダ ライド80の比較


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まず言えることですが、コンテンドもライドも、どちらもレース向きではなくロングライド向きのフレームです。

 

共通点はいくつかあり、
・定価が8万円台
・コンポはクラリス
・アルミフレーム

 

このあたりが共通点です。

 

正直なところ、このあたりの価格帯は、メーカーによる差はほとんどないと思っていいです。
なので見た目の好みで決めていいレベル・・・と言ってしまえばその通りでして、実際見た目で好きなほうを選んじゃいなYO!と言いたいところですが、スペック的には多少の差があります。

CONTEND2 RIDE80
フレーム アルミ アルミ
フォーク カーボン(アルミコラム) フルカーボン
STI クラリス クラリス
クランク FSA TEMPO 50-34 FSA TEMPO 50-34
FD,RD クラリス クラリス
スプロケ シマノ 11-34T サンレース 11-32T
ブレーキ テクトロ クラリス
ホイール ジャイアントオリジナル メリダオリジナル
タイヤ GIANT S-R3 AC 700x25C Kenda K1018 25
重量 10.2キロ 9.6キロ
定価(税別) 84,000 89,900

まあ、スペック的には似たような感じですね。


大きな違いですが、コンテンド2ではカーボンフォークと言えどアルミコラムです。
対するライド80はフルカーボンフォーク。

アルミコラムのカーボンフォークというのは、わかりやすく言うとフォークの芯がアルミのような感じです。
フルカーボンフォークに比べると200g以上は重くなることがほとんどです。
画像で手を当てている場所の奥が、アルミになっているものがアルミコラム、カーボンになっているものをフルカーボンフォークと言います。

 

クランクはどちらもFSAのTEMPO。
なんでクラリスのクランクにしないかというと、ここは単純にコストダウンでしょう。
最近のクラリスのクランクは上位モデル顔負けのデザインになってきているので、本当はクラリスのクランクを採用してほしいところですが・・・

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ちなみにですが、クラリスのクランクに交換する場合、BBももれなく交換しないと使えません。
対応するBBはこちらです。

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あと、スプロケの違いとブレーキの違いがあります。
スプロケの差はそこまで大きな要素ではないです。
ブレーキの差は、クラリスのほうがマシかなという感じですね。

そんなに大きな差ではないですが。

どっちがいい??

正直そこまで走りに大きな差が出るわけではないので、このあたりは見た目で気に入ったほうを買うということでいいと言えばいいです。
ただし総重量が600gも差があります。

 

ホイール重量はどちらも大差ないのですが、メリダのライド80はそれこそ1500g程度のホイールに交換するだけでも8キロ台に行く可能性はあります。
ジャイアントのコンテンド2は8キロ台がちょっと遠いですね・・・

 

2019モデルでは、メリダ、ジャイアントともに前年モデルよりも値上げになっています。
これはシマノパーツなどが値上げになっているので仕方ないところですが、定価ベースだとまだジャイアントのコンテンド2のほうが安いです。

 

個人的には、ライド80のほうがスペックが上だと感じます。
一番はフォークの違いで、アルミコラムなのかフルカーボンなのかで重量が結構違います。
フルカーボンフォークはいろいろと気を遣うと思われがちですが、

 

エントリーロードにカーボンコラムのカーボンフォークはリスクが高い?【質問いただきました】
カーボンコラムのカーボンフォークについて質問を頂きました。 10万ちょっとのエントリーロードを買おうと思っている初心者です。 こちらのサイトで、エントリーロードバイクにカーボンコラムが採用されているのは、通勤通学、街乗り、ツーリングといった

 

扱いさえ間違えなければフルカーボンフォークだから壊れやすいということはありません。
アルミコラムでも限界を迎えると割れます。

 

こちらの動画では、アルミコラムのフォークのようです。
このレースはかなり過酷な石畳を走るので、日本国内の道路を走る上ではこんなに負荷はかかりませんが・・・

 

正直なところ、どこのメーカーでもエントリーグレードのバイクだと、アルミコラムのカーボンフォークが多いです。
というよりほぼアルミコラムのフォークです。

 

メリダは珍しく、この価格帯でもフルカーボンフォークなんですね。

 

フルカーボンフォークの利点はかなり軽くなるということくらいしかありませんが、個人的にはロードバイクで10キロ超えは重すぎます。
9キロ台で、なおかつパーツ変更すれば容易に8キロ台まで持って行けるライド80のほうがちょっとだけスペック的にはいいかなと思うわけです。

 

アルミフレーム&カーボンフォーク&クラリス&8万円台という共通点はありますが、中身を見ていくとそれなりに違いはあります。
わかりづらいポイントではありますが、よく吟味して最初の一台を買いましょう。


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