スポーツタイプの自転車で当て逃げ事故!←犯人は速やかに自首を。

ヤフーニュースを見ていたら、とんでもない記事が出ていました。
バス停でバスを待っていたところ、スポーツタイプの自転車がぶつかってきて転倒し、怪我を負った事故です。



一番の問題は、その自転車乗りはそのまま逃走しているという事実です。

バス待ちしていたら当て逃げに

記事はこちらです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190516-00000018-asahi-soci

自転車でも、歩行者や別の自転車とぶつかれば大きな事故になる。現場を立ち去れば「ひき逃げ」となるが、車と比べて捜査が難しいとされる。けがをしたのに相手方が名乗り出ず、泣き寝入りを強いられる被害者もいる。

「バス停で待っていただけなのに……」。愛知県安城市の女性(47)はふつふつとした怒りを今も抱えている。

発端は1月11日。午後6時40分ごろ、女性は年明けの暗い空のもと、幹線道路沿いのバス停にいた。友人と会うため、安城駅行きのバスを待っていた。

突然だった。何かが左からぶつかってきた。そのまま倒れ、案内表示板のコンクリート製の土台に頭を打ち付けた。右後頭部から血が出て、土台が赤く染まった。居合わせた数人の男性らが119番通報してくれて、救急車で運ばれた。頭部を6針縫った。

居合わせた人から、ぶつかったのはスポーツタイプの自転車で、乗っていた男性は「すいません」と言って走り去ったと聞いた。

「倒れたのに、逃げるなんて」と女性。治療費は自己負担だ。車道に倒れていたら、車にひかれたかもしれない。突然で何も覚えておらず、警察には大した証言ができなかった。警察が捜査を続け、情報提供を求める看板を立ててくれているが、まだ解決していない。事故後、くしゃみなどで胸が痛むのが気になり、3月末に詳しい検査をしたところ、背骨に骨挫傷があることもわかった。

「『私、ケガしたんですよ』と言いたい」。相手が高額賠償を恐れたのかもしれない、とも考えている。「自転車に乗る人は自転車保険に入って欲しい。事故を起こしたら、逃げないで届け出て」

どうしようもない犯人です。
もちろん、当サイトの読者様はこのような走り方をする人はいないでしょうけど、スポーツタイプの自転車で歩道を走る方もそこそこいます。

事故を防ぐ行動と、起こしてしまった事故は責任を

この事故、事故現場の画像を見ると、バス停がある位置の歩道側にさらに謎のレーン(自転車道??)みたいなのが見えます。
ちょっと詳しい状況はわかりませんが、前から思うこととしては、ロードバイクでもクロスバイクでもそうですが、歩道を走るのはやめましょう。
ママチャリと違ってスピードが簡単に出る乗り物ですので、歩行者からしたら恐怖です。
もちろん、爆走するママチャリも論外なのですが。

前に、自転車のベルについてこのようなコメントを頂いたことがあります。

歩行者に対するベルの使用。ちょっと思ったことを炎上覚悟で書きますが。

歩行者に対してベルを鳴らせないというのもおかしい。こちらも減速するけど、向こうにも気がついて欲しいと思う。双方が注意できれば事故も減るのではないでしょうか。ベルを鳴らさなければ「邪魔、どけっ」なら違反にならないのか?と言いたい。

このコメントを読んだとき、正直なところ引きました。
見ず知らずの人に「邪魔、どけっ」という感覚がありえません。
なので私からは、【歩行者に対して、とあるので歩道での話しだと思いますが、ベルを鳴らすのは違反ですし、「邪魔、どけっ」は人としてアウトではないでしょうか?向こうにも気づいて欲しいとありますが、歩道ですので歩行者が優先されて当然だと思いますし、気づいて欲しいというのは違うと思いますよ。】と返信させて頂きました。

さらにコメント頂いているのですが、

私の説明・言葉足らずですね。私の住んでいるところは、歩道が広く一部歩行者と自転車が通行できる区域が多いのです。(一応自転車と歩行者が線で区切られています)
そこはカオス状態で自転車もどちらの方向を向いていてもいいですし、歩行者も然りです。当然自転車と人が同方向に進む場合もあります。

法令では「車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。」とありますが、歩行者の後ろについている時、徐行していても歩行者がいきなり自転車の前に飛び出すこともあります。それを防止するためにベルを鳴らすのもNGなのでしょうか。
一方「前方の自転車や歩行者に進路を譲らせるためにベルを鳴らせば、警音器使用制限違反」とあります。
ベルを鳴らすということが「道をゆずらせるため」という意味合いで違反になるのなら、「言葉」にすれば違反にならないでしょ。という意味合いで「邪魔、どけ」とした次第です。(今読み返すとあまりいいたとえではないですね。しかし「人としてアウト」というのは言い過ぎだと思います)

運転者は「歩行者に後ろから自転車が近づいていることを知らせるためベルを鳴らした」と言うでしょうし、歩行者は「自転車が自分に道をゆずらせるために鳴らした(「邪魔だ、どけ」という意味合いで)」と言うでしょう。

さて、この場合はどちらの意味になるのでしょう。そして誰がどのような基準で判断するのでしょう。

このように警音器についての基準があまりにも曖昧でおかしいと私は思います。
以前免許の更新の講習で、教官が「歩行者にクラクションを鳴らしてはいけないとあるが、向こうが気がついていないと思った時は自分の存在を知らせるために鳴らした方がいい」と言っていたのを覚えています。個人の意見だとしても、理論的にそちらの方が危険を回避できる確率が高いのはわかります。

考えてみればヘッドライトも前は遠目にすると眩しい云々とありましたが、最近は推奨されていますね。これってかなり昔から議論されていましたよね。ベルについても同じではないでしょうか。

自転車のモラルを上げると同時に、歩行者のモラルを上げることも、法律を見直すことも必要であると考えられます。
弱いから優先されるということは当然理解できますが「弱さという名の権利の暴走」になってはいけないと思います。

【ベルを鳴らして歩行者をどかそうとうするのが違反なら、声ならOK】という感覚がまずおかしくて、歩道だから歩行者が優先されて当たり前なんですよね。
しかも見知らぬ人に【邪魔、どけ】は人として完全にアウトです。
見知らぬ人にいきなり喧嘩売るんですか??と。
100歩譲って、【すみません、通りたいのでどちらかにズレていただけませんか】ではないでしょうか?

運転者は「歩行者に後ろから自転車が近づいていることを知らせるためベルを鳴らした」と言うでしょうし、歩行者は「自転車が自分に道をゆずらせるために鳴らした(「邪魔だ、どけ」という意味合いで)」と言うでしょう。

さて、この場合はどちらの意味になるのでしょう。そして誰がどのような基準で判断するのでしょう。

このように警音器についての基準があまりにも曖昧でおかしいと私は思います。

こんなの論外でして、この方の言い分だと【ベルを鳴らしたのは、後から自転車が近づいていることの注意喚起】と思っているようですが、歩道ですので、どんな場面であっても、歩行者が優先されます。
なのでベルを鳴らすのは注意喚起ではなくて、ただの威嚇行為です。

どちらの意味になるか?誰が判断するか?←法律です。鳴らしちゃいけない場面で鳴らしたので、威嚇行為にしかなりません。

【警音器についての基準があまりにも曖昧でおかしいと私は思います】

このようなセリフは、法を熟知してないから起こる身勝手な考え方です。

そもそも、ロードバイクなりのスポーツタイプの自転車に乗っていて、歩道を走ると歩行者が邪魔だと思うなら、車道を走れというだけの話です。
これを書くと、【車道だと幅寄せされたりなど、車が怖い】という人がいますが、歩道を自転車が走ることで歩行者が怖いと思っているのは無視していいんですか?自分さえよければいいんですか?という話なんです。

自分がされたくないことを、他人にしてもいいんですか?という話です。

ちょっと話は逸れましたが、まず事故回避という側面でいうと、歩道を走るなということが第一です。

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次に、事故を起こしてしまったときについて。
当たり前ですが、道路交通法上でも怪我人の救護義務があります。
怪我人が出ていれば、救急車の手配などしないといけません。

そもそもですが、今回の事故、一人の人間が吹っ飛んで転倒しているわけです。
下手すりゃ、死んでますよ??
よくそれで立ち去れますよね。

確かに、自転車事故の場合、医療費や慰謝料などが高額になるケースが多いです。
小学生が乗る自転車がお年寄りに突っ込んで、寝たきりにさせてしまった事故、有名ですが賠償金は9600万です。
これは寝たきりにさせてしまったために、介護費用が大きく加算されているからということもありますが、だからこそ自転車保険に入ってないとヤバイわけです。
近年は、自治体によっては自転車保険の加入が必須になっているところもありますが、未加入でも罰則はないところも多いようです。

自転車保険といっても様々あります。
私の場合、自宅の火災保険の付帯事項で、自転車事故でも1億まではカバーされています。
自動車保険でカバーされている人も多いですね。
補償限度額が1千万程度だと、あまり役に立ちません。
最低でも1億円までカバーされるものが必須です。

今回の事故の犯人が、自転車保険に加入していたのかどうかはわかりませんが、もし未加入であったとしても、人間の心として、賠償金という損得勘定よりも、自分がしでかした事故は最後まで面倒見るべきでしょう。

この手の事故、報道で【スポーツタイプの自転車】と出ることが多いのですが、当サイトの読者様のような真面目に走っている人からすれば、【同じカテゴリとは思われたくもない】というところだと思います。
ロードバイクでサイクリングを楽しんだり、レースで競い合っている人から見て、歩道を走るクロスバイクやロードバイクが同じカテゴリなのかと聞かれると、違和感はあります。

私が通勤の帰り道でよく見かける50代くらいの男性がいるのですが、恐らく乗っているのはロードバイクです。
狭い歩道でも速度は30キロ超えていると思います。
早くしねばいいのに、と思って見ていますが、バス停のところでも減速せずに人の隙間にガンガン入っていくので、歩行者から見て恐怖以外の何物でもありません。

こういう事故が起こると、【ナンバープレート制を導入して犯人確保しやすくするべき】とか【免許制導入すべき】という声も出ると思います。
どうやったらこういうクソ自転車乗りの暴走を止められるのかという問題はありますが、当て逃げは重大な犯罪であることを認識して、自首してほしいものです。

自転車のほうにも何らかのダメージが出ていると思うんですけどね。
おかしな故障の修理として持ち込まれた場合に、警察に通報する制度があってもいいのかもしれません。
恐らく、前輪がかなり振れて、下手すりゃフォークとかまで損傷しかねない話だと思うのですが、例えば【落車して歪んだので直して欲しい】みたいな件が自転車屋に来た場合に、警察のデータベースに持ち主の情報や損傷具合、車種などを登録するみたいな制度です。

とりあえず、何一つ保険に入っていない人がいましたら、即座に加入することをオススメします。
一番手厚いのは、おそらくはAUの自転車保険です。