リアディレーラーのSSとGSってなに??ロングケージ??

リアディレーラーについて質問を受けましたので回答いたします。
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105のリアディレーラーを買うのにあたり、SSとGSの二種類があることがわかりました。
これの違いは何なのでしょうか?

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回答いたします。

SSとGS

SSというのはショートケージ、GSというのはロングケージ(サイトによってはミドルケージと書いてある場合も)を意味しています。
ケージというのはリアディレーラーの上下の長さだと思えばよいです。

なぜ同じ105グレードでリアディレーラーが2種類あるかというと、対応するスプロケ歯数が違うからです。

SS(ショートケージ) ⇒ ロー23~28T対応

GS(ロングケージ) ⇒ ロー28~32T対応

ローギアというのは、スプロケの中で一番直径が大きなギアです。

つまりは一番軽いギアです。

ローギアが大きいということは、スプロケの直径も大きくなります。
ローギアの直径が大きいスプロケを使う場合、SSタイプのリアディレーラーを使うとスプロケとリアディレーラーが当たってしまいます。
それを避けるためにあるのがGSタイプのリアディレーラーになります。

GSタイプは32T専用と考えたほうがいい

先ほど、SSとGSの対応スプロケを書きました。

SS(ショートケージ) ⇒ ロー23~28T対応

GS(ロングケージ) ⇒ ロー28~32T対応

105グレードのスプロケは、以下の三種類があります。
・12-25

・11-28

・11-32

ここで【11-28】というのは、シマノの対応表を見るとSSタイプでもGSタイプでもどっちでも使えることになります。
ただし、11-28を使う場合はSSタイプにしたほうが変速性能は向上します。

GSタイプはワイドなスプロケ(11-32T)に対応しますが、GSタイプではリアディレーラーの長さが長いため、変速性能はわずかですが落ちます。
なので11-32Tを使わないのであれば、リアディレーラーはSS対応にしたほうが変速のレスポンスは良くなります。

ちなみにですが、リアディレーラーが105でも、スプロケはR9100デュラエースだろうがR8000アルテグラだろうが使うこと自体は可能です。
ただしリアディレーラーが対応する歯数だけは守ってください。

R8000アルテグラだと34Tまで対応

R8000アルテグラのGSタイプのリアディレーラーは、ロー34Tまで対応しています。

なのでアルテグラグレードには、ロー34Tというワイドギアが存在します。

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ロードでロー34Tが必要なのかという疑問はありますが、ほかの部分(STIなど)が105でも、リアディレーラーをアルテGSにして、このスプロケを使えば34Tギアを使うことが可能です。
ただし、ワイドすぎるギアなのであまりお勧めはしません。

このロー34Tのアルテグラグレードのスプロケですが、意外な盲点で10速までのホイールでも使うことが可能です。
(ただし、8-10sホイールには対応しますが、10速専用ホイールには付けることができません)
このスプロケ(HG-800)を買うと、1.85mスペーサーが一枚付属してきます。
10速ホイールにこのスプロケを付けるときは、スペーサーを入れずに取り付ければOKです。

10sホイール(11s非対応)に11sスプロケを付ける技。


GSタイプのリアディレーラーはワイドギアに対応するというメリットがある一方、変速レスポンスは若干ですが遅れます。
SSタイプのリアディレーラーは、ワイドギアには対応しませんがGSタイプより変速レスポンスは良くなります。

11速では11-28Tあたりが一番使い勝手がいいと考えていますが、ワイドギアにしたい人にはGSタイプのリアディレーラーが必須です。



ちなみに私のLOOK765ですが、完成車付属のスプロケが11-32TだったためにリアディレーラーはGSが付いてきています。
スプロケは11-28Tに交換していますが、リアディレーラーはそのままGSです。
若干変速レスポンスは落ちますが、なんかもったいなかったのでそのままで使っています。




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