どのロードバイクを買えば失敗しないか、悩んでいます・・・【質問いただきました】

ロードバイクの選び方について質問いただきました。

これからロードバイクを買おうと思っています。
いくつか候補が上がっているのですが、どれを買えば失敗しないのか悩んでいます。

自分にとっては高価な買い物なので、どれが失敗しないと思いますか?

※実際には具体的な車種名が書かれていましたが、そこが本筋ではないと思うので割愛しています。




回答いたします。

失敗??

まず私が理解できなかった点ですが、ロードバイク選びでの失敗ってなんでしょうか?
どういう状態が【失敗】なのかよくわかりませんので、まずは失敗の意味をメールでお尋ねしました。

例えばですが、
・買ってから、実はそれほどいいロードバイクではないと知る
・買ったあと、知り合いにバカにされる
・無知な状態で買って、実は付いているパーツがそれほど良くないと知る

こういうのが失敗なのでしょうか??

この方から来た返信は、こういう感じです。

・買ってから、実はそれほどいいロードバイクではないと知る
・買ったあと、知り合いにバカにされる
・無知な状態で買って、実は付いているパーツがそれほど良くないと知る

これらも全て失敗だと思うのですが、乗ってみたら合わないという状態も避けたいです。
ほかのブログを見ていても、新しく買ったフレームがどうも合わないので売ったという記事も見たりするのですが、お金がたくさんあるわけではないので、合わないという状態は避けたいです。

なるほど、わかったようなわからないようななのですが、解説していきます。

買う前の下調べ

まず、この方の懸念点は4つあるということです。
1、買ってから、実はそれほどいいロードバイクではないと知る
2、買ったあと、知り合いにバカにされる
3、無知な状態で買って、実は付いているパーツがそれほど良くないと知る
4、乗ってみたら合わない

まず、1と3については事前に調べればわかると思います。
ただあえて言わせてもらいますと、同じような価格帯のロードバイクを比較した場合、そんなにパーツスペックなんて変わらない気がするのですが・・・
細かいところまで気にする人もいるのかもしれません。

例えばですが、【ホイールは軽いほうが有利。100g軽量化するだけで走りが全然変わる】という記事ってよく見ますよね。
これ自体は半分正解、半分間違いだと思っているのですが、これを鵜呑みにして完成車についてくるホイールの重量を知りたがる人って多いようです。
よく来る質問で、こういうのがあります。

〇×についているホイールの重量を知りませんか?

これを聞いてくる場合、いわゆる完組ホイールが完成車についているのではなく、メーカーオリジナルの謎の鉄下駄ホイールが付いてくることを意味しています。
完成車についてくるホイールがシマノRS010なら、調べりゃメーカーが公表している重量はわかりますし。
ジャイアントとかメリダとかビアンキなどのメーカーオリジナル鉄下駄の話です。

私が体験している限りですが、もし仮にジャイの鉄下駄が前後で2200gあり、メリダの鉄下駄が2100gだったと仮定します。
これ、乗り比べて【メリダの鉄下駄のほうが全然いい!】という人がいるとは思えません。
どっちも鉄下駄には変わりなく、正直乗り比べて違いがわかる人がいるとも思いません。

こういうのの【100g】を比べても意味がないです。
そもそも【ホイールは100g軽量化すると全然違う】という話自体が間違っていて、リムが100g軽くなればそりゃ乗れば全然違うのはわかります。
ハブが100g軽量化されてもわからない自信があります。
そして鉄下駄の場合、リム重量なんてどれもほぼ変わりませんって・・・

ただ、こういう細かいところまで気にして一台目のロードバイクを選ぶという人もいるようです。

これについては正直気にしすぎというか、ジャイの鉄下駄でもメリダの鉄下駄でもビアンキの鉄下駄でも、どれも鉄下駄です。
鉄下駄同士で比較しても、乗ってわかるような差はないと思ったほうがいいです。

鉄下駄ホイールと言うのは、あくまでも交換前提なんですね。
完成車価格を下げるためにとりあえず付けられたホイールです。
鉄下駄でもペダル踏めば前に進みますし、ブレーキかければ止まるというホイールとして当たり前の機能はあります。
ただそれだけの存在です。

2の【買った後に知り合いにバカにされる】ということはなんでしょうかね??
これもイマイチ理解しがたいところですが、確かに特定メーカーをバカにするような人っています。
私が一台目にビアンキを買ったときも、【なんでビアンキなんて買うの?地に落ちたメーカーでしょ?】と言ってきた人もいます。

※一時期ビアンキは、プロチームへの供給もしていませんでしたし、ブランドイメージが落ちた時期がありました。
今はプロチームでも実績がありますし、乗ってみるとわかるようにオルトレとかレベル高いです。

【試乗インプレ】ビアンキのOLTRE XR3を体験。カウンターヴェイルを搭載したエアロレーシングバイクの実力は、想像を超えた世界だった。

どんなメーカーでも、好きな人もいれば嫌いな人もいます。
で、もしビアンキが嫌いという人がいたとします。
普通、面と向かって他人のバイクにケチ付けたりしないもんですよ。

嫌うのは自由ですが、知人や友人でそれに乗っている人には直接は言わないもんです。
それが大人のマナー。

それができない人とは付き合い自体やめたほうがいいと思いますが・・・

合うフレーム、合わないフレーム

この方が懸念していることは、買って乗ってみたら【合わない】と感じることのようです。
これについてですが、まずサイズが合わないというのは論外ですので、あくまでもフィーリングの話だと思います。

サイズが合うか合わないかを懸念しているなら、プロショップにいってサイズ相談をしてください。
通販で買った後にサイズが合わないとか言い出すのは論外です。

確かに、フィーリングが合う・合わないというフレームはあります。
私も試乗してみて、このバイクは速いけど好きなフィーリングじゃないなと思うようなフレームもあります。

失礼を承知で言わせてもらうと、これについても考え過ぎです。
というのも、2台目以降のフレームの話なら合う合わないはあると思います。
一台目のロードバイクで、フィーリングが合うとか合わないとかないと思うわけです。

こういうのって結局は比較論でして、【フィーリングが合うフレーム】があるから【フィーリングが合わないフレーム】が存在するわけです。
一台目で比較対象がないのに、なんでフィーリングが合わないという状態を感じるのが不思議です。

強いて言うならば、ロードバイクにはレーシングバイク(レース向け)、エンデュランスバイク(ロングライド向け)、エアロ(主に平坦向け)、TTバイク(平坦タイムトライアル用)など様々なモデルがあります。
カッコよさに惹かれてTTバイクを買ったけど、ヒルクライムがつらいというならわかります。
それはフレームの目的とあなたのやりたいことがあっていないというだけの話です。

ただ、ロングライドしたいからレーシングバイクを避ける、というのは必ずしも正解ではありません。
ロングライドモデルは物理的にハンドル位置がレーシングバイクよりも下がりませんが、買った後にこう言ってくる人もいます。

スピード出したいのでハンドル下げたいけど、もう下がり切らないです・・・
何か方法はありませんか?

なのでレーシングバイクとエンデュランスバイクの選択では、スピード出したいのかどうなのか?まったり走りたいのかどうなのか?を基準にしたほうがいいような気がしています。

なかなか一台目のロードバイクを決められない人へ。選び方の極意を。コスパという魔法は解除する。

一台目でフィーリングが合う・合わないということは考える必要性がないと思います。
あと、多少ならフィーリングはパーツ類やセッティングで変えることも出来ますし。

あともっと根本的な部分ですが、あなたに合うかどうかを私に聞かれてもわかるわけがありません!

あまり細かいところまで見なくてもいい気が

ロードバイクの完成車って、とりあえず自転車として乗れる形になっているから完成車と言われますが、個人的には完成させるのは買った後だと思っています。
ポジショニングを突き詰めたり、必要に応じてパーツを変えたりしながら自分好みのロードバイクを作り上げていくものです。
完成車そのままで乗る人のほうが少ない気がします。
ステム変えたりとか、サドル変えたりして自分好みの一台を作り上げていくのが完成車で、完成車=完成して弄るところがないという意味ではありません。

いろいろ開発していって、自分好みにしていくというのはロードバイクも夜も同じです。

細かいところまでパーツスペックを比較していくのが好きな初心者さんも多いのかもしれませんが、そこまで吟味しても正直乗ってわからない程度の違いしかない場合もあります。
そんなところを必死になる暇があったら、試乗会に行って乗り比べるとか、ショップの試乗車を乗り回してみるとか、感覚の部分で感じたほうがいいですよ。

確かに完成車付属のブレーキがテクトロだとか、クランクがFSAだからという人もいますが、その程度なら買ってからパーツ交換すればいいだけの話ですし、そこまでお金がかかる話でもありません。
そんな理由で選ぶよりは、フレームがカッコいいとかそういう要素を優先させたほうがいいのではないでしょうか?
最終的に絞った二つで、こっちのほうがパーツスペックがいいとかそういう判断はアリだと思いますが。

結論ですが、
・スペックの比較をしたいなら構いませんが、あまり深追いしないほうがいい気がします
・それよりも試乗しに行ってください
・フィーリングが合う・合わないは、目的さえ間違えなければ気にしないほうがいいと思います




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コメント

  1. ティラロンゴ より:

    確かに最初の一台に
    あまり神経質になっても
    つまらないですよね、
    そもそも乗る人の基準が無い訳ですから。
    初めての自転車は勉強だと
    思えば良いと思います。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      正直なところ、私も最初の一台を買うと決めてから結構悩んだので、なんとなく気持ちがわからないでもないのですが、あまりにも細かく調べている方もいたりするので、それには驚きます。
      完成車のステムが何グラムとか(笑)

      確かに、一台目から最適解にたどり着ける人なんていないですし、一台目は何となくで選んでもいいのではないかと思いますね。

  2. ティラロンゴ より:

    お返事ありがとうございます。
    ホント一台目は現行機種なら
    「見た目」で選んでも
    良いくらいですよね〜
    初心者にこそ気楽に選んで頂きたいです。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      実際のところ、見た目だけで選んでも何ら問題ないと思うのは同感です。
      ステムの重量とかシートポストの重量まで調べて比較している人を見たことがあるのですが、お疲れ様です!としか言えないんですよw
      しかもカタログ値で比較してこっちが20g軽いとか言われると、製品誤差でひっくり返りそうとか思っちゃいますし。

      最終的には見た目ですよね。

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