2020年、リムブレーキを選ぶべきか?ディスクブレーキを選ぶべきか?ロードバイク選びまとめ。

ディスクブレーキのロードバイクが登場して以降、常に話題になっていたのは

いろんな人
いろんな人
リムブレーキ?ディスクブレーキ?どっちがいい?

でした。
なぜか様々な方から、私はアンチディスク派だと思われているようなのですが、2020年を迎えるにあたって、どっちがいいのか解説していきます。

※この記事は、主にロードバイク一台目の方を対象にしています。

私がアンチディスク派とされる理由


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過去の記事を見てもわかるように、私自身はディスクブレーキをそれほどオススメしていませんでした。

いろんな人
いろんな人
やっぱアンチディスクブレーキ派じゃん!

このように突っ込まれそうなんですが、私がディスクブレーキをオススメしてなかった理由は、走行性能ではありません。

管理人
管理人
フレーム&フォークの規格が昨年あたりでやっと固まってきたけどそれ以前は乱立していたし、ディスクブレーキが本当に流行るか不明すぎたから。

なのでディスク反対派というよりは、ディスク慎重派だったわけです。
もう数年様子を見てからでも遅くはないでしょうと。

2020年、リムブレーキか?ディスクブレーキか?


で、私がディスクブレーキをオススメしてこなかった理由を踏まえてですが、2020年を迎えるにあたって、ロードディスクブレーキはもう規格としては固まったと見ていいでしょう。
シマノが強力にディスクブレーキを推していたこともあり、今後ディスクブレーキが廃れる可能性もほぼゼロになったと見ています。

では逆に、リムブレーキは廃れる存在なのでしょうか?

ここの読みはちょっと難しくて、北米では新車販売の7割がディスクブレーキというデータもあります。

ディスクブレーキについてのアンケート結果。世界でのディスクロードの普及はどうなっている?

まあ、アメリカ系では、純粋なロードバイクよりも、MTBやグラベルロードなどが流行っているため、ディスクブレーキが流行る土壌があったわけですが。

日本の販売店に行ってもわかるように、いまだに店頭に飾られているロードバイクは、リムブレーキが多数派です。
唯一、スペシャライズド専門店だと、ディスクブレーキ車のほうが店頭在庫は多いでしょう。

管理人
管理人
スペシャライズドは、2019年モデルからほとんどの車種がディスクブレーキのみになって、リムブレーキ車はほとんどありません。

なんだかんだ、シマノの影響力、シマノの販売力って凄いわけで。
ディスクブレーキの場合、シマノだけが頑張って推進しても何も起こりません。
フレームメーカーとの協力で勧めていたわけですが、多くのメジャーブランドはディスクブレーキ用フレーム開発に積極的なので、ディスクブレーキは今後廃れることはまずあり得ない。

リムブレーキが廃れていくのかというと、これは来年の新型デュラエース次第なのかなと思ってます。
新型デュラエースについてはいろいろと噂というか妄想が広がるわけですが、

次世代デュラエース、R9200(仮)は、油圧電動無線コンポが濃厚でしょうね。

既にシマノは油圧電動無線コンポの特許を取っているようで、これが次のデュラエースなのか、さらに次のデュラエースなのかはわかりません。
まあそもそも、シマノはリア14速までの特許を取っているともいわれますが、いまだ11速どまりなので、特許があるからすぐに製品化するとも限りませんし。

問題は、次のデュラエースで、リムブレーキコンポを出してくるかどうかというところです。
次のデュラエースは恐らく12速化すると思われますので、個人的な予想では、リムブレーキコンポも出てきます。
しかし、ディスクブレーキコンポしか出さないという結果になると、当然アルテグラ、105も同じ運命をたどるので、リムブレーキの衰退が加速してしまいます。

管理人
管理人
個人的な予想では、次のデュラエースにはリムブレーキコンポも出ると思っているので、リムブレーキが数年で衰退するとは思いませんが・・・

ただし、若干嫌な動きもあります。
今年、今までのシマノの動きであれば、ティアグラがモデルチェンジする予定でした。
しかし4700ティアグラは異例のモデルチェンジなし。

やっぱりティアグラ4700、異例のモデルチェンジなし確定!2019でディスクブレーキの追加はあってもモデルチェンジせず。

ディスクブレーキ用のSTIなどが追加になりましたが、リムブレーキ用の4700ティアグラはモデルチェンジしませんでした。

これについてはいろんな見方ができますが、

いろんな人
いろんな人
4700ティアグラなんぞに開発費かけられないし。
今のティアグラ、変速性能も結構いいし、無理にモデルチェンジしなくてもいいんじゃね?

という意見もあれば、

いろんな人
いろんな人
リムブレーキおきざり政策の一環??
ディスクブレーキに力入れているから、リムブレーキは現状のままで我慢しろってこと??

管理人
管理人
たぶん、ティアグラグレードには開発費かけたくないという意味なんじゃないかと。
今のままで十分なグレードは、そのまんまでいてもらったほうが安上がりだし。

それもあって、個人的な予想では、ソラやクラリスもモデルチェンジしないんじゃないかと読んでます。
真相は来年以降にならないとわかりませんが。

そういう様々なところを見ていくと、

読者様
読者様
リムブレーキとディスクブレーキ、どっち買うほうがいいの?

このような声に対しては、

管理人
管理人
お好きなほうをどうぞ。

ただし、それぞれのメリットとデメリットはよーく考えて。
あと、クイックリリースのディスク車はオススメしません。

ディスク車とリムブレーキ車のメリット、デメリットは以下のとおり。

ディスクブレーキ リムブレーキ
メリット ブレーキの引きが軽い

制動力が強い

雨天時でも制動力が落ちにくい

剛性が高い

重心が低い

ディスク車よりも安い

パーツを買うときも、リムブレーキ用のほうが安いし、値引率も大きいことが多い

ディスク車よりも重量が軽い

歴史が長い分、ある程度完成の領域に達している

デメリット 値段が高い

重量が重い

歴史が浅い分、発展途上(特にフレームとホイール)

雨天時のブレーキの効かなさはハンパない

ディスクブレーキ用のフレームって、単にエンド幅を広げただけではありません。
ハブ側制動のディスクブレーキは、フレームのエンドに強い力がかかるため、フレームやフォークのエンド部の強度と剛性を意図的に上げています。
その結果、乗り味としても剛性は高いので、パワーライダーとかは好きな人が多いらしいですね。

フレーム&フォークの剛性と強度を上げているので、当然重量は増します。
逆に、軽すぎるディスク用フレームはやや怖いかも。

ディスクブレーキのロードバイクは、フレーム&フォーク重量に注意なんだそうです。

ディスクブレーキ用のホイールは、ブレーキゾーンが要らないからリムを軽量化できる、という話も当初はありましたが、これは現実的にはまだありません。
というのも、ディスクブレーキの場合、ハブで発生した制動力を、スポークを介してリムまで伝え、リムの回転を止めようと働きます。
スポークでリムを強く引っ張るため、軽すぎるリムだと壊れるそうです。
今後はまだ開発されていく段階でしょうけど、大手メーカーのディスクブレーキ用ホイールって、そこまでリムが軽いものはないようです。

ディスクブレーキ車は、リムブレーキ車よりも歴史が短いので、今後の研究課題になっているところは多いようです。
なので今後より発展していくとしたら、可能性を感じるのはディスクブレーキのほうでしょう。

管理人
管理人
今の段階だと、エントリーグレードのロードバイクでは、リムブレーキのほうが軽い分有利な気がします。
エントリーグレードのディスク車って、重量が10キロ越えたりしますので・・・

ミドルグレード以上については、ディスク車でもそこそこ軽くなっていることも多いです。
もちろん、リムブレーキ車比較では重いですが、まあ、許容範囲なのかなと。

管理人
管理人
みづrグレード以上なら、お好きなほうを買えばいいかと。

ただしヒルクライムに特化したバイクを組みたいとかなら、軽い分リムブレーキ車のほうが有利ですね。

登りがあれば下りもあるんだから、下りの安全性を考えてディスク車を推すべき、と言われたことがあるのですが、個人的には

管理人
管理人
リムブレーキの下りが危険だとは思いませんし、ディスクの安定感があったとしても、ヒルクライム用バイクって登りを楽しむために作ったんじゃないの??

と思うので、登りに特化したいならリムブレーキかと。

あと、先日読者様からのメールで結構驚いたのですが、いまだにクイックリリースのディスクブレーキ車を売っているメーカーってあるんですね。
ディスクロードが登場したての頃は、ディスク車の規格は【リアエンド幅135mm、クイックリリース】でした。
この規格自体は1年持たずにほぼ消滅しています。

ディスクブレーキはハブ側制動なのでエンドの剛性と強度が必要です。
そのためスルーアクスルが主流です。

クイックリリースのディスクロードについては、ディスクブレーキ創世記の負の遺産でして、メーカーの営業担当は

ロードでスルーアクスルとか、売れないからやめて

と言って、逆に開発者は

ディスクブレーキでクイックリリースとか、制動力安定しないしデメリット多すぎるから無理!

こういう意見の対立の中で、売れやすさ重視でクイックリリースになっただけと言われてます。

クイックリリースのディスク車が劇的な割引で買えるというなら別ですが、ホイールの互換性も含めて、あまり手を出さないほうがいいかと。

二台目以降で悩む場合


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これも結論から言うと、

管理人
管理人
お好きにどうぞ

という投げやりな回答になってしまうのですが、持っているホイール次第、予算次第ではないでしょうか?
リムブレーキ用ホイールとディスクブレーキ用ホイールはなんら互換性がありませんので、リムブレーキ用にいいホイールを持っている人は、ディスクブレーキ用にまたホイールを買うのか?という資金的な問題も発生します。

既にリムブレーキ用のボーラとかROVALとか持っている人が、ディスク車を買って、完成車についてくるホイールで満足いくわけもないので、そうなるとまたディスク用のボーラとか欲しくなるわけです。


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管理人
管理人
予算次第ですね。

最後にもう一度書きますが、私が昨年までディスク車をさほど推してなかった理由は、規格や今後が読めない部分が多すぎたからです。
昨年時点で規格もほぼ定まりましたし、今後もある程度読めるようになったので、2020年モデルでロードバイクを買うなら、

管理人
管理人
ディスクでもリムでも、どっちでも好きなほうを買えばOK
とお答えしています。ただ、メーカーによってはディスク車は不得意というか、設計で悩んでいるのかなと思うところもなくはないのも事実です.