プロレースではそれなりに使用率が高いものの、一般サイクリストではここ最近あまり見なくなってきたのがシマノホイール。
海外通販の多くで日本への発送に制限がかかっているのですが、シマノホイールを安く買おうとすると、なんだかんだアマゾンなどに限られてきます。
今回はシマノのリムブレーキ用ホイールをまとめます。
Contents
デュラエースグレード
現行のデュラエースはR9100ですが、R9100系リムブレーキ用のデュラグレードというと、チューブラー、もしくはクリンチャーのどちらかになります。
基本はC24、C40、C60のリムハイト別のラインアップです。
アルミホイール
まずはアルミホイールとしましたが、デュラエースグレードのアルミリムは、全てアルミリム&カーボンのハイブリッド構造です。
そのうち、C24とC40はアルミリムにカーボンラミネート構造、C60はアルミリムにカーボンフードを付けています。
WH-R9100-C24ーCL
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まずはローハイトのC24から。
スペックはこちら。
重量 | F618g、R835g
ペア1453g |
リムハイト | F23mm、R24mm |
リム外幅 | 20.8mm |
リム内幅 | C15 |
推奨タイヤサイズ | 23-28mm |
スポーク数 | F16,R20 |
適合タイヤ | クリンチャー |
軽量でヒルクライム向きとされるC24ですが、やや剛性は低めなので、体重が重い人には向かないです。
軽量級のライダーで、かつシッティングメインで登る人に向くかと。
WH-R9100-C40-CL
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こちらのホイールで注意なのは、C40と言いながらもリムハイトは35mmです。
なので前作の9000系と基本は同じ。
重量 | F674g、R834g
ペア1508g |
リムハイト | 35mm |
リム外幅 | 20.8mm |
リム内幅 | C15 |
推奨タイヤサイズ | 23-28mm |
スポーク数 | F16,R21 |
適合タイヤ | クリンチャー |
C40からはリアのスポークパターンが2:1になっています。
スペック上は、C24よりもリアホイールが軽いようですが・・・
シマノは前後バラでも買えるので、フロントC24,リアC40もアリ。
WH-R9100-C60-CL
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こちらもC60となっていますが、実際のリムハイトは50mmなので要注意。
重量 | F832g、R1019g
ペア1851g |
リムハイト | 50mm |
リム外幅 | 22.4mm |
リム内幅 | C17 |
推奨タイヤサイズ | 23-28mm |
スポーク数 | F16,R21 |
適合タイヤ | クリンチャー |
C60になるとさすがに重いです。
50mmハイトのホイールが欲しいなら、素直にカーボンリムを選んだほうがいいでしょう。
カーボンホイール
カーボンリについては、R9100系ではC40とC60の二つになります。
どちらもチューブラータイヤ用です。
WH-R9100-C40-TU
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C40となっていますが、リムハイトは37mmなので要注意。
重量 | F637g、R747g
ペア1384g |
リムハイト | 37mm |
リム外幅 | 28mm |
リム内幅 | |
推奨タイヤサイズ | 23-28mm |
スポーク数 | F16,R21 |
適合タイヤ | チューブラー |
WH-R9100-C60-TU
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重量 | F666g、R830g
ペア1496g |
リムハイト | 60mm |
リム外幅 | 22.4mm |
リム内幅 | C17 |
推奨タイヤサイズ | 23-28mm |
スポーク数 | F16,R21 |
適合タイヤ | クリンチャー |
チューブラーのC60については、リムハイトが60mmと正確な表記になってます。
クリンチャーとチューブラーの違いはありますが、こうみてもC60-CLがかなり重いことがわかりますね。
アルテグラグレード
アルテグラグレードになっているのは、リムブレーキ用だと2種類です。
WH-RS700-C30-TL
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こちらのRS700は、旧グレードのRS81に近い存在です。
リムはデュラエースと同様に、アルミリムにカーボンラミネートを施したリムです。
重量 | F616g、R924g
ペア1540g |
リムハイト | F24mm,R31mm |
リム外幅 | 20.8mm |
リム内幅 | C15 |
推奨タイヤサイズ | 23-28mm |
スポーク数 | F16,R21 |
適合タイヤ | クリンチャー、チューブレス |
前に見たときはリアのリムハイトが28mmになっていたのですが、シマノは間違って発表した後、しれっと直したりするので要注意です。
重量的なところでいうと、カンパニョーロのゾンダやフルクラムのレーシング3よりも軽量、マヴィックのキシリウムエリートに近いあたりというところでしょうか。
リムについては、ゾンダやレーシング3よりも軽いです。
WH-RS500-TL
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このホイールは6800時代まではアルテグラと呼ばれていましたが、RS500になりアルテグラの呼称がなくなってます。
ただし、シマノのラインアップではアルテグラグレードになってます。
重量 | F705g、R944g
ペア1649g |
リムハイト | 24mm |
リム外幅 | 20.8mm |
リム内幅 | C15 |
推奨タイヤサイズ | 23-28mm |
スポーク数 | F16,R20 |
適合タイヤ | クリンチャー、チューブレス |
RS700との大きな違いで言うと、
・リムが、RS700ではカーボンハイブリッド、RS500はフルアルミリム。
・スポークパターンがRS700だと2:1(オプトバル)。
安価で買えるホイールとしては悪くない選択肢です。
105グレード
105グレードになっているのは、1種類のみ。
WH-RS330-CL
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重量 | F875g、R1176g
ペア2051g |
リムハイト | 30mm |
リム外幅 | 20.8mm |
リム内幅 | C15 |
推奨タイヤサイズ | 23-28mm |
スポーク数 | F16,R21 |
適合タイヤ | クリンチャー |
このランクになるとかなり重くなります。
リアは2:1スポークパターン採用だったりするのですが、このランクは性能アップを狙って買うものでもないので、性能アップを目指すなら最低ラインがアルテグラグレード(できればRS700以上)でしょう。
ティアグラグレード
ティアグラグレードになっているのは一種類です。
これは完成車などによく付いてくる鉄下駄ホイールですね。
WH-RS100-CL
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重量 | F827g、R1105g
ペア1932g |
リムハイト | 24mm |
リム外幅 | 23.2mm |
リム内幅 | C17 |
推奨タイヤサイズ | 23-32mm |
スポーク数 | F20,R24 |
適合タイヤ | クリンチャー |
このように鉄下駄すぺっくなので、性能アップを狙って買うものではありません。
シマノホイールを買うなら
完成車付属の鉄下駄から性能アップを狙うなら、最低ラインがRS700でしょうか。
RS500でも多少の性能アップはありますが、重量的にはゾンダ(1596g)、レーシング3(1560g)、キシリウムエリート(1520g)などと比較して、1ランク落ちるイメージです。
シマノの場合、リムブレーキ用のカーボンクリンチャーを出していないので、カーボンリムになると必然的にチューブラーになります。
アルミリムだとC40あたりがバランス的にはいいところでしょう。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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