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【重要】ビアンキ2020年モデルにリコール発動!対象車種はヴィアニローネとローマシリーズ。

2020モデル
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ビアンキの2020年モデルのヴィアニローネ(ソラ、105完成車)とクロスバイクのROMAシリーズに、メーカーおよび経済産業省からリコール情報が出ています。
フロントフォークの話のようですが、以前にあったようなフロントフォークの不具合とはどうも違うようでして。

2020 ヴィアニローネのリコール

日頃より、BIANCHIをご愛顧いただきましてありがとうございます。

サイクルヨーロッパジャパン株式会社が2019年10月より販売させていただいておりました2020年度モデルのBianchi Via Nirone 7(ヴィアニローネ7)の一部におきまして、付属しているフロントブレーキの取付ナットが短いものが混入している可能性があることが判明致しました。

ブレーキ本体のボルトに対して取付ナットのかかりが浅いため、乗車を続けていると走行中にブレーキ本体がフォークより脱落し、事故に繋がる非常に高い危険性がございます。

対象の車体をご購入されたお客様におかれましては、大変お手数ではございますが販売店で事故防止のため製品の確認を行わせていただきます。ご購入店に自転車をお持込みいただき、取付ナット交換作業を行っていただけます様ご協力をお願いします。

http://www.japan.bianchi.com/news/index.cgi?mode=news_detail&task_type=4&category_type=0&top_small=0&news_id=411

何年か前に、メリダ、スペシャ、ビアンキなどフロントフォークでリコールがかかったことがありますが、そのときはコラムの脆弱性だとか熱不良で強度不足の可能性とか、そういう話でした。
https://roadbike-navi.xyz/archives/4281

 

今回はブレーキキャリパーの取り付けボルトが短いものが混入している可能性なので、組立て工場の不手際ですね。

 

対象車種は2020年モデルのヴィアニローネ、2019年10月23日以降にメーカーから発送されたものになります。

 

対象車種をお持ちの方は、購入店、もしくは購入店舗が遠い場合はビアンキの正規取扱店に持って行き、必要があればボルトの交換になるそうです。
なお持込すれば2000円分のクオカードが後日進呈されます。

 

これに伴い、ヴィアニローネの輸入台数と販売台数が公表されています。

輸入台数:1975台

販売台数:1238台

対象台数:1238台

ニローネって売れているんだなぁ・・・
インプルソが廃盤になったので、比較的買いやすい10万円台でのアルミロードがニローネだけですもんね。
インプルソの廃盤は個人的には残念ですが。

FENICE(スカンジウム)の廃盤もそうですが、世界はアルミロードよりもグラベルロードやE-BIKEに向いてますからね・・・

 

というわけで、2020年モデルのヴィアニローネをお持ちの方は、ただちに購入店へ。
たぶんですが、ブレーキキャリパーだけグレードアップしている人は、勝手に正しい長さに変更されているだろうと思いますが、クオカード貰いに行ってきてくださいw

 

フロントフォーク自体のリコールではなかったので、一安心です。
この不手際をやらかした組立て工場、破門でしょうか。
破門っておかしいですね。
組立工場っておばちゃんとかが凄い速度で組み立てるとか聞いたことがありますが、気が付かなかったのでしょうか?
ホイール工場でも、熟練のおばちゃんたちがとんでもないスピードでホイールを仕上げるとか言いますが・・・

 

注:基本的にですが、多くのメーカーはフレーム製造を台湾メーカーにOEMで製造してもらい、台湾の組立て会社(ビアンキとは別会社)で組み立てることが多いです。


2020 ROMAのリコール


日頃より、BIANCHIをご愛顧いただきましてありがとうございます。

サイクルヨーロッパジャパン株式会社が2019年10月より販売させていただいておりました2020年度モデルのBianchi Roma (ローマ)の一部におきまして、仕様違いのフロントフォークが混入し、ブレーキパッドが規定通りブレーキローターに接しないものが、存在していることが判明致しました。

こちらはただちに影響のあるものではございませんが、長期間乗車した場合、ブレーキパッドが偏って摩耗し、走行中にブレーキが利きづらくなり、転倒等の事故に繋がる非常に高い危険性がございます。

対象の車体をご購入されたお客様におかれましては、大変お手数ではございますが販売店で事故防止のため製品の確認を行わせていただきます。ご購入店に自転車をお持込みいただき、アダプター交換作業を行っていただけます様ご協力をお願いします。

301 Moved Permanently

これはなんでしょうね・・・
違うフォークが付いている可能性があるけど、フォーク自体には問題が無いからアダプターで対処すると言うことでしょうか。

 

ローマシリーズはビアンキが設計しているわけではなく、ライセンス商品だと言われています。
ビアンキのグローバルサイトにはローマシリーズ自体がありません。

 

ライセンス商品だからダメというわけではないので誤解しないで欲しいですが、ややお粗末な感じは否めません。

 

こちらも同じく、確認作業に行けばクオカード進呈ですので、速攻で行って下さい。

リコール問題

この件はどうやって発覚したのかはわかりませんが、不具合が見つけるとこのようにリコールがかかります。
経済産業省と消費者庁からもリコール情報は出ています。

 

前から私は、フレーム生涯保証については無意味だと書いてきました。
https://roadbike-navi.xyz/archives/10326/

今はジャイアント、トレック、スペシャライズド、LOOKなどフレーム生涯保証を謳うメーカーが増えていますが、フレーム生涯保証の内容を見ると、要はリコール相当の問題のときしか対応してないんですね。
初期不良の場合くらいしかフレーム生涯保証の対象になることはまずありません。

 

ビアンキはフレーム生涯保証を謳っていないメーカーになりますが、それがなくてもこのように問題発覚すればリコールになります。
大規模なリコールではなくても、初期不良でビアンキが交換してくれた話は、読者様からも頂いてます。

 

フレーム生涯保証の有無の唯一の違いは、製品保障期間が過ぎたあとにリコール相当の問題が発覚する場合ですが、これは通常ではほぼありません。
製品保証期間は7年などあることが普通で、それを過ぎてからのリコールはあまり無いのが現状。

 

だからこそ、フレーム生涯保証と謳ってもメーカーには損害がほぼ無いので、増えてます。

 

言い方は大変悪いですが、一種のパフォーマンスみたいなものがフレーム生涯保証だと考えたほうがいいです。
いまだにショップレベルでは

 

いろんな人
いろんな人
このメーカーはフレーム生涯保証がついているので、安心ですよ!

 

と説明しますが、必ずしもそれが無いメーカーに比べて優れているわけでもありませんし。

 

数年前にスペシャライズドのアレー(アルミ)のフォークについてリコールがかかりました。
https://roadbike-navi.xyz/archives/3631/

 

このときはフロントフォークのクラウン部に製造上の問題があったということで、フォークの交換となり、代替フォークが入荷するまで数ヶ月待たされたらしいです。
こんな相談もありました。
https://roadbike-navi.xyz/archives/4284/

 

このとき、ネット上でも話題になっていて、読者様からも情報を頂いていたことがあります。
フォークのリコールがかかって、購入店に持ち込むと、代替フォークの入荷まで数ヶ月待たされたわけですが、一部のショップでは、上位機種のターマックSL4のフォークを緊急で貸す形で代替フォークの入荷まで待ってもらったそうです。

 

これ、リコールがかかって乗れない人には神みたいな話なんでしょうけど、いろいろ疑問はありました。

 

管理人
管理人
そのフォーク、どこから来たの??

 

まさか店頭在庫のターマックSL4から抜いたわけではないでしょうし。
もしそれをしたら、そのフォークをターマックに戻して販売することは出来ないですし。
ターマックのフォークだけ仕入れていた、というわけはないでしょうし。
どこからフォークが来たんだ??というのが一番の疑問。

 

それと同時に、たまたまターマックのフォークに変えてもらえた人はすぐに乗れますけど、多くの人は単に待たされているだけで、不公平感がハンパない。
善意でショップがやったんでしょうけど、もしそうだとしたら店員さんが【絶対にこのことは誰にも言わないで。ネット上に流されると困る】と伝えないと、ほかの待っているお客さんからのクレームになりますし。

 

A店だとターマックのフォークにしてくれたのに、B店だと単に待たされた!とかクレームにつながる話ですから・・・

 

リコール問題って、結構難しいんですよね。
ショップの店員さんも代わりのフォークを貸してあげるなどしてユーザーの気持ちを汲み取りたいけど、一人にだけそれをすると問題になりかねないわけで。

 

その昔、マヴィックのR-SYSのカーボンスポークがリコールになったことがありますが、そのとき、マヴィックはなんとビックリで代替品としてアクシウム(現行のアクシウムエリート相当)を配ったんですね。
代わりのカーボンスポークが車での間・・・ということらしいですが。
ただ中にはアクシウムはショップがパクって販売したところもあるとか、ないとか。
特に販売前でショップの在庫としてR-SYSが残っていた場合は、まあ、ショップがそのままアクシウムを貰ってもそれほど問題もない気もしますが、微妙と言えば微妙な話。
R-SYS買うとアクシウムもプレゼント!というのも変ですから。

 

今回は単なるボルトの問題とアダプターの問題なので、正規取扱店ならどこのショップでもすぐに解決できると思います。
なので2020年モデルのヴィアニローネとローマをお持ちの方は、即座に購入店へどうぞ。

 

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