フランスブランドのラピエール。
日本においてフレンチブランドと言うと、TIMEとLOOKが筆頭に来るのでどうしても影が薄い感じになってしまいますが、ラピエールも独特のデザイン性で人気が高いブランドです。
さて、そんなラピエールですが、フランス本国と日本ではラインアップが結構違います。
こういう事例は他社でも結構ありますが、カラーとかもフランス本国のほうが豊富。
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フランスと日本での違い
例えば、こちらはフランス本国にあるXELIUS SL 700 ULTIMATE。
日本にはXELIUS SL ULTIMATEという車種があり、日本ではフレームセット販売のみですが、フランスでは完成車販売になっています。
カラーリングも日本仕様とは異なりますね。
そのほか、日本には無いE-BIKEもあります。
こちらはEXELIUS SL 600、つまりXELIUS SLのE-BIKE版ですね。
なのでカーボンフレーム。
アルミフレームのE-BIKEもあって、こちらはESENSIUM 500。
先頭に【E】がつくのがE-BIKEということで、分かりやすい。
エンデュランスのPULSIUMも、日本ではPULSIUM500しかありませんが、フランス本国だとディスクブレーキ車もあるし、カラーも豊富。
アルミフレームのSENSIUMも、フランス本国ではグレードもカラーももうちょっと多い感じ。
こちらはクラリスグレードの、SENSIUM 100。
日本とフランス本国では価格差もちょっとあるようで、例えばXELIUS600 DISC。
日本では税別39万ですが、フランスでは2999ユーロ。
最近のレートだと1ユーロ=115円くらいですが、2019年春だと121~125円くらい。
123円で計算しても369000円くらい、115円で計算すると345000円くらいなので、フランス本国のほうがお買い得感があるといえます。
XELIUS600もフランス本国では2599ユーロ、日本だと38万なので123円計算で32万弱ですので、フランスだと結構お買い得モデルなのかなと。
まあ、そんなこと言ってもしょうがないのですが。
カラーと車種はフランスが豊富
日本代理店が本国ラインアップの全てを輸入しないと言うのはよくあることで、例えばLOOKには765のグラベルがありますが、日本代理店は扱ってない。
逆に、日本だけのモデルを用意しているケースもあって、コルナゴのアルミフレームA2-rは日本限定モデルですし。
ラピエールってカラー選択がほとんどないような印象だったのですが、フランス本国モデルを見る限り、カラーはいくつかあります。
E-BIKEに関しては、単に日本の法令に合わないだけかもしれません。
日本では時速24キロまでしかアシストが許されていないですが、海外だとこの基準ももうちょっと緩いことが多いですし。
ツールに出るようなバイクでも、日本ではさほどメジャーではないという場合も正直あります。
アルゴン18とかも、ツールで活躍していますが、日本ではさほど多いわけでもない。
ラピエールはもうちょっと見かける気がしますが、比較的他人とは被りにくいブランドかなという印象があります。
あとラピエールの日本代理店モデルの場合、フレームサイズがほとんどの車種で4サイズしかありません。
フランス本国HPで見ると、ZELIUS SLで6サイズ、AIRCODEで5サイズと日本よりもサイズが多いのですが、XXL(水平トップ長610mm)とかXL(水平トップ長590mm)など、日本人には全く関係ないサイズ展開だったりするので、本国モデルだからサイズ展開が豊富でいいよね、ということでもなさそうです。
水平トップ長610mmとか、適応身長195センチ以上とかなってますしw
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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