先日書いた記事の末尾のところ、軽い突っ込みがありまして。

2020年モデルを見たときに、アルミフレームでもハイエンドモデル、軽量アルミとなると、実はそれほど多くはありません。
というよりも、各社カーボンフレームに力を入れている関係なのか、アルミフレームでハイエンドモデルとなると、キャノンデールCAAD13とか、スペシャライズドのアレースプリントとか・・・
BMCのTEAMMACHINE ALRをすっかり忘れてました。
BMC TEAMMACHINE ALR
BMCのTEAMMACHINE ALRって当サイトでは何度も取り上げているクセに、いざと言うときにはすっかり忘れてしまう存在ですw
というのも、BMCってカッコイイのに、取扱店が少ない!
読者様からアルミフレームで相談を受けたときには、BMCを勧めることって結構多いのに、なぜかいざと言うときには失念してしまう・・・
こちらは、チームマシンALR DISC ONE。
こちらはリムブレーキ版のチームマシンALR。
最近流行のドロップシートステイで、エアロ形状。
これ、アルミフレームの中では結構軽いんですよね。
リム | ディスク | |
フレーム重量 | 1165g | 1250g |
フォーク重量 | 375g | 405g |
アルミフレームで最高峰となると、キャノンデールのCAADですが、CAAD13でフレーム重量が1158g(リムブレーキ)なんで、遜色ない軽量っぷりですし。
見た目もBMCらしさというか、結構好きなんですよね。
で、チームマシンは完成車販売なんですが、なぜかコンポがSRAM FORCE eTap AXS(ワイヤレス12速)があるのも、アルミフレームとしては珍しいところで。
その代わり、お値段は税別50万なんですが、アルミフレームでこの価格でも売れるもんなのかは謎です。
TEAMMACHINE ALR DISC ONE | TEAMMACHINE ALR DISC TWO | TEAMMACHINE ALR ONE | |
コンポ | SRAM FORCE eTap AXS | 105ディスク | 105 |
ホイール | Mavic Open Pro UST Disc手組 | Shimano RS-170 | Mavic CXP手組 |
サイズ | 3サイズ | 3サイズ | 4サイズ |
値段(税別) | 50万 | 27万 | 18万 |
リムブレーキのほうは、コンポが105で18万なので、まあまあお買い得。
ディスクブレーキのほうは、スラムのワイヤレス12速があるのがポイントです。
アルミフレーム完成車で、定価50万を求める人が多いのかと聞かれると、たぶん少数派だろうとは思います。
世の中にはいろんな考え方があって、例えばこのスラムワイヤレスコンポの完成車を買って、2,3年乗ったらフレームだけカーボンに交換しようなどと思っている人もいるのかもしれません。
SRAM FORCE AXSのフルセットは、定価ベースだと税別29万くらいするはずなんで、完成車で買ったほうがお買い得と考える人もいるかもしれませんし。
強いて難点があるとしたら、フレームサイズは少ないこと。
ディスクは3サイズしかなく、リムブレーキでも4サイズ。
あと、BMCってなぜか取扱店が少ないのも難点です。
BMC好き!という人は多いので、もうちょっと取扱店が増えると嬉しいのですが。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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