ちょっと前に取り上げた、国道134号浜須賀交差点。

ここの交差点、ロードバイクで直進するには道路鋲が一つのポイントになるわけですが、道路鋲ってそもそも何の目的なの?と疑問意思う人もいるかもしれません。
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道路鋲
このように、道路にある突起物が道路鋲です。
チャッターバーともいうのですが、主な目的は
・速度を落とさせるための視覚的効果
・車線から逸脱するのを防ぐ効果
こんな感じです。
反射板がついている道路鋲を、特にキャッツアイとも呼びます。
浜須賀交差点についている道路鋲は、左折レーンと直進レーンを明確に分ける意味合いだろうと思いますが、後は峠のコーナーリングとかで、反対車線に飛び出さないようにセンターライン上に設置されている場合もあります。
峠だと、車道外側線側についていることもありますが。
車が乗り上げれば、減速効果が生まれます。
あとは視覚的な効果で、より運転が慎重になり減速効果・速度抑制効果があるとかでしょうか。
道路鋲に全力で突っ込んでいく人はいないと思いますが、車であっても、全力で突っ込めばホイールが歪むことすらあります。
ロードバイクでは
道路鋲ですが、ロードバイクのような細いタイヤで突っ込めばどうなるかは、見りゃわかるかと。
落車するか、パンクするか、下手するとリムが歪むかなどのマイナス効果しかありません。
国道134の浜須賀交差点でも、
直進側にある道路鋲をロードバイクで踏めば、この高さなら落車必須。
運が良くてパンク程度でしょうか。
これ、避けるためにどうしたらいいかですが、普通に安全に走っていれば、道路鋲を踏むことはまずありません。
峠下りの左コーナーリングでオーバースピードになって反対車線に突っ込むとか、右コーナーで曲がりきれず車道外側側に行ってしまうとか、そういうのを気をつけていればいいので、結局は

この大原則は何も変わりません。
先ほどの交差点などでも、左折レーンから無理矢理直進しようとすると引っかかる可能性はありますが、自信がないなら直進自体を諦めることも大切。
そういう意味で、特に難しいものではないですし、私も10年近く乗ってきて踏んだこともありません。
夜間走行でショボいライトだと、道路鋲の存在に気が付くのが遅くなる可能性はありますので、夜間走行する人はライトをケチらないという大原則も大切。
ということで、普通に普段どおり気をつけることをこなしていれば、それで十分ともいえます。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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