2020年モデルのARGON18って、完成車がなくフレームセット販売のみだと思っていたのですが。
2019年モデルではGOという完成車があったはずですが、2021年モデルではレーシングモデルのガリウムに完成車があることに気が付きまして。
フレームセット販売だと初心者さんには縁が無いブランドになりがちですが、なかなかお買い得な価格での登場ですし、ここで一発ARGON18という選択肢も。
ARGON18 GALLIUM CS DISC 2021
ARGON18はカナダブランドで、ここ数年はプロチームへの供給もあります。
性能の高さは折り紙つきだと思うのですが、日本では馴染みが薄いブランドかも。
2018年に日本での代理店がインタマ⇒日直商会に変わったので、少しずつ取扱店も増えているような気がします。
で、2020年モデルのARGON18は、記憶では完成車が無かったはず。
しかし。
しかしですよ。
2021年モデルでは、レーシングモデルのガリウムに完成車があります。
ガリウムには種類が5種類もあります。
ここでまとめておきます。
車種 | ブレーキ | フレーム重量 | フォーク重量 | 完成車 | 値段(税別) |
ディスク | 820g | 360g | × | 41万 | |
GALLIUM | ディスク | 893g | 448g | × | 31万 |
GALLIUM CS | ディスク | 1200g | 490g | 105完成車 | 31.8万 |
GALLIUM PRO | リム | 759g | 316g | × | 38万 |
GALLIUM | リム | 835g | 373g | × | 28万 |
唯一完成車販売があるのが、GALLIUM CSディスク。
ジオメトリは上位モデルのGALLIUM PROと同じです。
つまりは同じジオメトリでレーシング性能を保ちながらも、カーボンのグレードを落として乗り心地を向上させ、買い求めやすい価格にしたのがガリウムCSと言えるかと。
アルゴン18のHPを見ると、台数限定販売になっていますね。
スペックとしてはこんな感じ。
コンポ | 105油圧ディスク |
ステム | FSA OMEGA |
ハンドル | FSA VERO Alloy |
バーテープ | selleITALIA SMOOTAPE CORSA |
シートポスト | FSA GOSSAMER SB20 Alloy |
タイヤ | MICHELIN DYNAMIC SPORTS 700×25C |
ホイール | SHIMANO WH-RS171DISC |
105完成車、アルゴン18のガリウムが31.8万なので、結構お買い得。
アルゴン18では3Dヘッドシステムという独自のヘッドを持ちますが、この完成車ガリウムCSでも3種付属。
上位フレームのガリウムプロから見れば、そりゃフレームは重いです(プロは820g、CSは1200g)。
というよりもガリウムプロが軽過ぎるという見方も出来る。
30万くらいの105ディスク完成車であれば、むしろ常識的なフレーム重量ですし。
カラーは二種類。
ブラック系とブルー系。
いろんなショップ情報を見ていると、ブルーの入荷が多い様子。
人気が出そうなのはやはりブルーのほうでしょうか。
個人的には狙い目の一台かと
ARGON18は創設されたのが1989年なのでまだ新しいほうのブランドですが、昨年まではアスタナプロチームに供給するなどプロレースでも活躍したブランド。
ブランド創設者も元プロロードレーサー。
日本で売れ筋なのはやはり完成車のほうなので、フレームセット販売のみだとなかなか厳しい。
そんな中アルゴン18が出してきたガリウムCSは、エントリーユーザーでも手が出しやすい30万円台&105完成車なので、結構人気が出そうな一台になっているかと。
ARGON18はヘッドのシステムも独特ですが、フレーム設計もパワーゾーンとコンフォートゾーンに分けて考えるHorizontal Dual System【HDS】も有名。
実はこのガリウムCS、既に実物はショップで見ているのですが、画像よりも実物のほうがカッコイイ。
ブルーの塗装の質感とか、結構いい感じ。
あと、ブルー好きな人って多いと思うんですが、意外とこういうカラーのロードバイクって少ないんですよね。
KOGAのブルーともまたちょっと違う感じですし、ジオスブルーとも違う。
どうでもよくない話ですが、KOGAって全然ホームページが更新されていないんですが、もう日本では売らないんですかね?
ガリウムCSだと初心者さんから中級者さんくらいがターゲットになってくると思いますが、他人と被りにくいかっこいいブランドの一つとして、アルゴン18を選択肢に入れてもいいのではないでしょうか?
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