軽量チューブだとパンクリスクがそこそこ大きいものもあるのですが、バルブ周辺でパンクしている場合&異物パンクではない場合、単に組み付けるときの作業が悪いだけのこともあります。
軽量チューブほどそのあたりは繊細なような。
Contents
ありがちなミス
タイヤで噛んでいるのは論外なので、空気圧を上げる前にきちんとバルブプッシュしましょう。
タイヤを全て嵌めたら、バルブを摘んでタイヤ側に押す。
噛んでいなければ、ズボッとバルブが動きます。
ほぼ動かない場合はタイヤとチューブが噛んでいるので、その状態で空気圧を上げると即座にパンクすることも。
で、軽量チューブほど気をつけたいのは、空気圧を上げるとき。
組み付ける前に少し空気を入れて膨らませていると思いますが、まだ空気圧は高くないので、バルブがタイヤ側に動きますよね。
きちんとバルブを内側に引き出してから空気圧を上げないと、
この隙間でおかしな膨らみ方をしてしまうこともありまして。
おかしな膨らみのせいで、バルブ付近でパンクしやすくなることも。
なので空気圧を上げる前に、きちんとバルブを引き出して、リムとチューブの間におかしな隙間がないようにしてから空気圧を上げていくのがポイントです。
パナレーサーのR-AIRだと説明書に、リムナットを嵌めてから空気を入れるようにと書いてあったと思いますが、リムナットがあればバルブを引き出した位置で固定できるので、中で変な膨らみ方をするリスクは減らせます。
リムナットが付属しないチューブは、私は家でやるときはバルブを12時の位置にして、バルブを引き出した状態でポンプヘッドを固定。
ポンプヘッドとホースの重みで、バルブを内側に引き出す方向になっているので失敗しづらい。
携帯ポンプでやるときも同じ。
こうすれば、ポンプヘッドの重みで下方向に力が掛かっているので、バルブをきちんと引き出した状態で空気圧を上げることが出来ます。
外でCo2で空気圧を上げるときは、
タイヤを押してバルブを引き出す方向に固定してやってます。
まあ、私が使っているCo2インフレーターがプッシュ式だから・・・です。
プッシュ式の場合、バルブを押し付ける方向にしないとエアが充填されないので、リムナットが無いチューブだと安定しないんです。
なのでこういう状態からCo2をセットして、やります。
まあ、一般的に普及しているCo2インフレーターは、バルブ式のほうが多いと思います。
バルブ式だと、つまみを回せば開放されてエアが充填されるので、バルブを引き出していればそれで十分かと。
プッシュ式はあんまりおすすめしません。
といいながらも最初に買ったのがプッシュ式だったという縁もあり、そのまま使っているんですけどね。
軽量すぎるチューブは繊細
ここ数年はチューブと言うとヴィットリアばかり使ってます。
これは特に意味があるわけではなく、ブチルチューブなら正直何でもいいやくらいにしか思ってなくて。
ラテックスについては、ヴィットリアばかり使ってます。
品質が安定しているように感じるので。
軽量ブチルチューブはそれなりに繊細なので、R-AIRもきちんと手順を踏んで組み立てないと速攻で破裂させることも。
バルブを引き出して、バルブナットを締めてから空気圧を上げるようにするだけでも、おかしなパンクは減らせますし。
まあ、あんまり好きじゃないんですよね、R-AIR。
繊細な割りにはそこまで凄くいいとも思えず。
乗り心地と転がり抵抗軽減なら、ラテックスのほうがいいし。
ちなみに夜用の超軽量ゴムがありますが、あれ、ちゃんと空気抜いて使わないと、そこそこ破れます。
最初に空気をしっかり抜くことがポイントです。
ロードバイクは全く関係ない話なので、チューブの話ではないのでご注意を。
コメント