前にも書いたことがありますが、チューブに軽く空気を入れて膨らませたときに、一部だけコブのように膨らむことがあります。
ちょっと前にこれについて質問をもらっていたのですが、そういえばもう何年もコブ付き爺さんチューブに当たってないなと思いまして。
コブ付きチューブ
私自身は、一部だけコブのように膨らんだチューブについては、不良品と判断して破棄します。
ただこの表現、ちょっと誤解を生むかなと思ったのでより正確な表現としてはこんな感じ。
・膨らます程度のちょっとした空気量でコブが出来る→不良品と判断して破棄。
必要以上に空気を入れた場合には、一部だけいびつに膨らむ可能性はあります。
本来、チューブはタイヤとリムに挟まれるような形で、必要以上に膨らまないモノ。
やたら巨大化させるほど空気を入れたら、均等に膨らまない可能性も十分あります。
でもそういえば、もう何年もこれに出くわしてないなと思いまして。
R-AIRで体験
私が覚えている限りでは、コブのように一部だけ膨らんだのは、パナレーサーの軽量ブチルチューブ、R-AIRです。
たぶんそれ以外のチューブでは経験していないはず。
パナレーサーの説明書によると、このように均等に膨らまなくても不良品ではないとしています。
(ただし軽量チューブに限定してます)
ゴムの厚みも均一ではなく、軽量チューブだからなおさら起きやすいのかもしれません。
ただこれ、普通に考えるとゴムの厚みが薄いところがよりコブのように膨らむ可能性があって、薄いところがより膨らんだチューブを使いたいかというと・・・答えはノー。
必要以上に空気を入れて膨らませてコブになったなら過失でしょうけど、チューブの輪郭を出す程度にしか空気を入れていないののポコっとなっているのを見ると、嫌な予感しかしないのが本音。
まあ、高いものでもないですし、サクッと破棄してしまうんですが。
面倒なので、不良品だから返金求む!などとも言いません。
送ったりするのが面倒なので。
実際どうなのかわかりませんが
もう何年も、チューブはほぼヴィットリアのラテックスかブチルなのですが、私の経験上ではヴィットリアのチューブでいびつにコブ化したことはありません。
まあ、ヴィットリアのチューブってそんなに軽くないからなのかもしれません。
当たり前の話として、丸まったチューブは一度広げてから空気を軽く入れます。
こんな状態から横着してシュポシュポ入れだすこともないですし。
軽量チューブって、どれをとっても基本的には繊細です。
軽量ブチルチューブも、軽量化のために薄くしているから軽量なわけで、パンク耐性も低い。
新素材系のチューブとかだと・・・まだ品質が怪しいというか、バルブ付近が弱いものとかも普通にある。
けど異常に軽いことには変わりない。
そういう意味では、普通のブチルチューブってある意味では最強。
乗っていて楽しいぜと思うような軽量性もないし、あらゆる性能が【すげー普通】なんですが、パンク耐性については高い。
ラテックスについては、エア抜けが激しい点だけ許容できるなら、アリ。
逆に言うと何日も乗り続けるような人には全く向きません。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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