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ロードバイクに乗る高校生の死亡事故、その後の続報など。

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結構前の話になると思いますが、長野県の県道にて、ロードバイクに乗る高校生が事故でお亡くなりになるという報道がありました。

 

峠の下りは、オーバースピードに注意するという大鉄則。
先日、悲しい事故がありました。 いろんな報道を見る限りですが、 ・自転車が下りのコーナーリングに差し掛かった ・自転車がセンターラインを超えた可能性 ・対向車であるトラックと衝突した ・自転車に乗っていた高校生はヘルメットを被っていた 自転...

 

安全の対義語・反対語って何だと思いますか?
ちょっと前に書いた記事です。 長野県の道路にて、自転車と大型車の事故があったという報道なんですが。 これについてご意見頂いてました。 この方からはさらに別件で連絡いただいてまして、その中にはこういう言葉も。 地元の人でも知らないニュース 私...

 

これについて続報を頂きました。

以前、長野県の下りの山道で高校生が亡くなった事故(https://www.sankei.com/affairs/news/200815/afr2008150010-n1.html)に続く記事が地元の新聞に掲載されました。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2021040500304

 

親子で登っていたのに、センターラインを越えるなといった指導はしなかったのか、と悔やまずにはいられません。
もし、機会があればこういったトラブルが二度と起きないように親子でライドする場合、どのような指導をすればいいか、簡単にでも解説して頂ければ幸いです。

というお話。

事故の原因

記事にある内容をまとめるとこんな感じです。

・事故当日は、お父さんの実家から高校生が一人でロードバイクで自宅へ帰ろうとしていた(約20キロの距離)
・高校生は5月にロードバイクを買ったばかりで、事故が8月なので約三か月のロード歴だったが、以前はクロスバイクに乗っていたようである
・千曲市八幡の急カーブ(下り坂)で転倒し、路面を滑って中央線を越えた際に、対向車線のトラックの右側面に衝突した。
・転倒した原因は不明
・事故は午前11時ころなので日中

事故の原因は明らかになっていないとあるのですが、何らかの原因で急カーブで転倒し、転倒したまま路面を滑ってセンターラインを越えたというお話のようです。

対策できること

なぜ転倒したのかが不明なので、対策といっても一般的な注意事項しかないのかなと思いまして。

 

報道で出ている事故現場はこちらだと思います。

見たところでは、下りでスピードが出やすそうな上に、急な左カーブ。
路面状態はさほど荒れている感じは見て取れないですが、事故当日がどうだったのかはわかりません。

 

一般的な注意事項だとこんなところでしょうか。

・コーナーリングの前には十分減速する
・コーナーリングの出口に視線を向ける
・自分が制御不能な速度域には上げない

転倒した原因が不明なので一般論で。

 

こういうのって防げないケースもあって、コーナーリングの途中で見えていなかった小石を踏んだりすると、下手するとそれでもスリップします。
まあ、ほとんどの場合はタイヤが小石を跳ね返すと思いますが・・・

 

曲がり切れずにセンターラインを越えたのではなく、転倒した結果センターラインを越えたことになっているようなので、なぜ転倒したのかが問題になるわけですが、原因が不明なので何とも言えません。
強いて言うなら一般論として、普段からロードバイクの整備をしっかりするとか、安物のグリップ力が低いタイヤは使わないとか、ブレーキキャリパーがショボイならグレードアップするとか、そういうところになってきます。
ただまあ、転倒した原因が不明なので何とも言えませんが、何らかの原因でパニックブレーキのようになって車輪ロックして転倒した可能性もあるわけで、もしそうであればブレーキキャリパーの性能とかよりも、ブレーキの使い方の練習のほうになってきますし。

 

なので一般論としての話になってしまいますが、バイクコントロールを磨く練習もそうですし、ブレーキの掛け方も練習する必要がありますし。

 

ロードバイクって自転車なわけで、自転車に乗れる人なら普通に乗れます。
ブレーキングだとかバイクコントロールだとか練習しなくても、いきなり公道に出て40キロくらいの速度は素人さんでも出せちゃうわけで・・・

 

何度か紹介しているように、バイクコントロールでいうなら8の字。

白バイの隊員さんは日々こんな練習をしてバイクコントロールを磨いているわけで、本当はこういうのをしっかりやったほうがいいんでしょうね。

お子さんがロードバイクに乗るというときに気になるのは事故だと思いますが、たぶんですが、考えさせる癖付けなんだと思います。
ロードバイクの事故報道があったときに、かわいそうで済ませてしまえばそれまでですが、なんで事故が起きたと思うのか、自分ならどう回避するのか、どうしていれば防げたと思うかなどを考えさせる癖付けをしていくのがいいんじゃないでしょうか。

 

中高生あたりって特にそうだと思いますが、一方的に言われたことを聞き流す世代でもあるので、いろいろと注意するポイントを伝えても、心には残りにくい。
自分で考えた結果なら、まだ心に残るでしょうし。
(事故の被害者の方がどうだったのかではなくて、一般論です)

 

ロードバイク界隈ってそれなりに事故の報道や、SNSなどで事故・落車を書いている人もいます。
こういうのもそうなんですが、

交差点で追い抜きなんかしようとするから事故るわけで。
ノーウインカーで左折する車なんて、そこそこいますし。

 

これもそう。

第二通行帯も左折可能レーンであることを見ていれば、直進する前に後方確認するはず。
トラックに文句を言う前に、自分ならどうしていたかを考えるほうがよほどタメになるし。

 

これも、第一通行帯の中で右寄りにして、チラチラ後方を見ることで第二通行帯の後続車にも伝えることが出来ますし、ダブル左折レーンは最初からあきらめて左折すると決めておくのも一つの方法。

 

他人の事故・事故未遂から学べることって多いと思うんですが、どっちが悪いとかそういうところよりも、どうやって防ぐかを考えるほうが建設的だと思うんですよね。

 

一般的な注意事項はもちろんのこと、あとは事故報道から考える癖付けなのかなと。




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