ここ何年か、ステムはTNIのヘリウム6を使ってます。

100㎜で公称重量が90g、お値段は4620円(税込)なので異常に軽くて異常に安いステムです。
実際のところ、ステムについてはアルミ製とカーボン製を比べた場合、アルミ製のほうが軽いことも多いです。
そんな中、TNIヘリウムより軽いステムとなると、AX-LIGHTNESSになってくるわけですが。
AX-LIGHTNESS Rigid6
AX-LIGHTNESSはドイツのメーカーで、プレミアムカーボンと称する製品開発をしています。
ドイツでハンドメイドしているそうです。
で、AX-LIGHTNESSのRigid6。
カーボンステムですが、重量は驚きの68~78gと超軽量。
チタンボルト採用で、体重制限が100キロとなっています。
68~78gというと、パナレーサーの軽量ブチルチューブR-AIRが66gなので、それに近いレベル。
ステムとしてはこれ以上軽いものが存在するのだろうか?と疑うレベル。
ただまあ、これを実際に使っている人ってほぼいないと思います。
なんといっても、値段がぶっ飛んでいる。
お値段は81,400円(税込)です。
8,140円ではありませんw
ジャイアントのドロップバークロス、エスケープR DROPが72,600円(税込)ですので、自転車一台買えてしまう値段。
この値段がネックというか、正直なところ買う人は本当にいるのだろうか?と考えてしまうステムなわけです。
1g当たりの単価でみると、もうぶっ飛んでます。
ステム | 値段(税込) | 1g当たり |
TNI ヘリウム6(90g) | 4,260円 | 47.3円 |
AX-LIGHTNESSのRigid6(72gで計算) | 81,400円 | 1130.1円 |
1g当たり1130円ですから、どこぞの高級肉なんて目じゃないです。
AX-LIGHTNESS Rigid17
名前を見ればもうお気づきだと思いますが、先ほどのRIGID6はステム角度が±6°、こちらのRIGID17は±17°というわけです。
形状がやや独特。
あんまりないですよね。
重量は75~80g。
お値段は同じく81,400円(税込)。
使っている方・・・いますかね。
ステムに8万円出そうと思う人がどれだけいるのかは謎です。
軽量ステムの弱点
軽量ステムと呼ばれるTNIヘリウム6を何年か常用してきて思うのは、特にシビアだなと思うこともないし、普通に使えるということ。
ただし、重量級のステムと比較して、持った感覚の違いはハッキリしますが、乗った感覚では特に・・・というのが本音。
自己満足に近いカスタマイズといってもさほど間違いではないような気もしますw
アマゾンで探すと、カーボンステムで2000円台とかもあるっちゃあるわけですが、当然中華カーボン。
ステムも・・・怪しいのは折れるみたいです。
折れた画像を見たことがありますが、ステムって折れるんだ・・・とある意味では衝撃でした。
いいものを買おうとやはりお金はかかるわけですよ。
まあ、中華カーボンステムって、フルカーボンではなくアルミにカーボンラッピングが多いです。
そういうのはそもそもたいして軽くはないので、それならアルミ軽量ステムで選んだほうがマシです。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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