クラウドファンディングのMAKUAKEに、ちょっと面白い自転車用ライトが販売されているようです。
ワンタッチでハイビームとロービームを切り替え可能な、防眩シェードが付いているというもの。
Monster LIGHT SLIM SHADE
モンスターライトという韓国のメーカーのライトのようですが、防眩シェードが伸びたり縮んだりすることで、ハイビームとロービームの切り替えが可能というライト。
明るさは最大750ルーメン。
アンチグレアキャップという防眩シェードを伸ばせばロービームになり、縮めればハイビームになるというものですね。
こちらが恐らくメーカーサイトだと思うのですが、
取り付け位置や角度の自由度が大きいようで、ハンドルバーの上でも下でも取り付け可能。
どこに付けてもアンチグレアキャップを効かせることができるようです。
法令上、対向車がいるときなどには減灯することとなっています。
第五十二条 車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。
2 車両等が、夜間(前項後段の場合を含む。)、他の車両等と行き違う場合又は他の車両等の直後を進行する場合において、他の車両等の交通を妨げるおそれがあるときは、車両等の運転者は、政令で定めるところにより、灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作しなければならない。
自転車の場合、具体的操作方法が政令で定められていないこともあり、結構いい加減になっているのが現状。
一部都道府県においては、自転車ライトは下向きにつけるようにと道交法施行規則で決まっています。
自転車ライトについては、警察は無灯火であれば指導対象としているようですが、ハイビームについてはあまり気にしていなそう。
その一方、近年自転車ライトが高輝度化していることで、眩しいと思う歩行者やドライバーも多いのが現実。
ワンタッチで操作可能ということで、使い方次第では結構いいかもしれません。
似たようなものは・・・ない
前に後付けの防眩シェードもある話を書いていますが、
これだと取り付けるか外すかの選択になってしまうので、運用としては付けっぱなしになる。
実際に走行中に、こまめにシェードを動かして操作するのもあまり現実的ではないかもしれませんが、モンスターライトのものも良さそうですね。
キャットアイだと、最初から上配光をカットしているGVOLTシリーズがあります。
これ、かなり独特なビームになるようです。
モンスターライトのスリムシェードは、ハイビームとロービームをオンオフ可能という点でユニーク。
キャットアイのGVOLTとも違うし、これはこれで面白そうですね。
まあこういうのもあるということで。
興味がある方はクラファンへどうぞ。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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