以前もチロっと書いたと思いますが、

日本のブランドBISYAから、フルカーボンクラリス完成車(でぃすくぶれーき)が132000円(税込)で登場しています。
カーボンフレームにクラリス搭載して販売するということ自体が異例というか異端というか。
このギョーカイ、カーボンフレームにクラリス付けて完成車にして販売すると違法なのか?タイーホ案件なのか?と思うほど、カーボンクラリス完成車なんて見たことがないのです。
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BISYA BIS002
このマジョーラカラーがすごい!室内だとワインぽく、屋外だと順光だと黄色で影はワインになります。動画でご確認ください。 pic.twitter.com/NbCuzsrmwl
— BISYA BIKE 毘沙バイク 12月中頃年内2モデル! (@bisyabike) January 25, 2022
まず、カーボンフレームにクラリス載せて完成車販売しても、もちろん違法ではありません。
前に見たとき、てっきりリムブレーキ車だと思っていたのですが、でぃすくぶれいき車でしたよ。
ですくぶれいきのくらりす完成車が132000円(税込)。
紐式ディスクブレーキでございますよ!
時代はオイルよりも紐!
いや、クラリスで油圧用STIなんてないけど。笑
正直なところでいうと、私は新興ブランドは最初のうちはかなり懐疑的に見てます。
急にやめたり滅亡するブランドもあり、ディレーラーハンガーすら入手出来なくなることもあるし。
とは言え、BISYAさんは本業は別事業を持っていらっしゃる会社ですし、最近は取り扱い店も増えているようなので、大丈夫かと。
二号機にあたるこのロードバイクですが、カーボンフレーム(T700)でフレーム重量が1217g、フォーク重量が430g。
クラリス完成車(機械式ディスクブレーキ)で9.7キロとなっています。
一号機はフレームのロゴに漢字が入っていたので好き嫌いは分かれそうな気がしました。
二号機はステムなどには漢字表記があるみたいですが、フレームのロゴはシンプルにアルファベット表記の模様。
完成車132000円、フレーム販売が74800円(ともに税込)。
決して軽量フレームとまでは言えませんが、値段から考えたら常識的な重量かと。
フレームカラーはいくつかあるようですが、シンプルな印象。
新聞社さんが撮影に来てくれました。 pic.twitter.com/A0GuAzooGp
— BISYA BIKE 毘沙バイク 12月中頃年内2モデル! (@bisyabike) January 25, 2022
ブレーキの左右
BISYAさんの一号機は、ブレーキの左右がジャパニーズスタイルとは逆の「左前」仕様になっていることでも知られています。

ジャパニーズスタイルだとフロントブレーキは右レバーという伝統がありますが、ヨーロピアンスタイルではフロントブレーキはレフトハンド。
二号機も同じなのかは不明ですが、以前お伺いした話によると、左右を入れ替えて出荷することは可能とのこと。
このあたり、気にするか気にしないかは人それぞれなのですが、気にする人は要確認。

これはどっちがいいというよりも、好みの問題に近いかと。
近年ロードバイクの値上げは凄まじいものがありますが、こういうブランドもありますよー、ということで。
タイヤをいいものに交換すれば、それだけでかなり軽くなるはず。
スペック見るとKenda k-193 28cがついているようですが、このタイヤ、メーカー値で550gもあります。
コンチネンタルGP5000の28cが240gなので、前後を変えたら400g程度軽量化可能なはず。
ただまあ、昨今の事情から完成車の在庫無さそうですね。
このあたりは状況がよくわからないので、欲しい方は直接お問い合わせを。
個人的な好みの話になりますが、こういうのってあえてフラットバーで組んでも面白そうな気がする。
軽量なフラットバーロードって、ありそうで無い分野だし。
フラットバー&フロントシングルの快速仕様とか、面白そうな。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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