コーダーブルームのRAILシリーズというと、軽量なクロスバイクとして有名ですが、なぜかRAIL DISC GRXというシマノGRXコンポのフロントシングルのモデルがあります。
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コーダーブルーム RAIL DISC GRX
コーダーブルームのクロスバイクって、やたらリアセンターを長めに取った安定性重視の軽量アルミフレーム(1350g)がウリ。
パイプもアルミフレームとしては結構細身です。
アルミフレームにカーボンフォークですが、フロントシングルにしているのがこれの特徴。
フレーム | アルミ |
フォーク | カーボン |
クランク | アルミ40T |
シフター | ティアグラ |
リアディレーラー | GRX400 |
スプロケ | CS-HG50-10 10S 11-36T |
ブレーキ | シマノ油圧ディスク |
タイヤ | Continental ULTRASPORT 700x32C |
重量 | 9.7キロ |
値段(税込) | ¥119,900 |
といっても、GRXになっているのはリアディレーラーだけなんですけどね。
GRXのリアディレーラーでスタビライザーがついていて安定感が高い変速が、というのもあるでしょうけど、要はフロントシングルにしてリアをワイドにしたいがためのGRXなのかと。
グラベル系バイクというにはタイヤが32cで違うし。
フロント40T、リア11-36Tなのでクロスバイクとしてよく使われるあたりのギアを装備。
ただし、一般的なクロスバイクに比べると比較してみると、ローギアはやや高め。
同社のRAIL700Aだとローギアは28-32Tとギア比1.0以下の設定がありますが、RAIL DISC GRXは40-36なので人によっては激坂ではギアが足りないかもしれません。
まあ、普通に走りかなりの坂がない限りは困る人はさほどいないでしょうけど。
けど、フロントシングルのクロスバイクってさほど多いわけではないし、フロントシングルのリア10速クロスバイクは珍しい。
実際のところ
最近はクロスバイクもそれなりに値上げされているけど、定番クロスバイクのエスケープですら7万円台の時代。

クロスバイクの定番はフロントトリプルですが、たぶんほとんどの人にとってはトリプルまでは必要なくて、ダブルかシングルでも十分な気がする。
たくさんギアがあるほうが素人ウケは良さそうな気もしますが、トリプルのインナーなんてよほどの坂じゃない限りは不要。
そういう意味ではシングルにしたこれはなかなか興味深いけど、GRXという名前をつけながらGRXパーツがリアディレーラーだけというのもちょっと気になる笑。
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