フルクラムからローハイトカーボンホイール、スピード25が登場するそうな。
なぜ今、ローハイト?
フルクラムだとレーシングライトXLR、カンパニョーロだとハイペロンというローハイトホイールが過去にありましたが、両方とも滅亡して何年も経っているような。
そもそも、滅亡したのっていつでしたっけ?
近年のカーボンホイールの動向を見ていても、リムハイトが低めのカーボンホイールとなると、カンパニョーロだとボーラWTO33(33mm)、フルクラムだとレーゼロカーボン(30mm)。
33mmはローハイトとは違う気もするけど、ローハイトのカーボンホイールよりもエアロを重視する方向性の時代だと思っていたので、ここにきてローハイトの「スピード25」の登場はちょっと予想外です。
時代に合わせて、ワイドリム化してきたというところですかね。
さて「スピード25」。
リムハイトは25mmだと思いますよね。
スピード40は40mmだし、スピード55は55mmなんだから当然のように数字=リムハイトと考えるのが自然だしナチュラル。
スピード25はリムハイトが26mmなのだ!
名前と高さに1mmの差をつける理由は不明。
シマノだって「40」という名前なのに35mmしかなかったこともあるので、あまり細かいことを気にしてはいけないのかもしれません。
25mmだと思って買ったら1mmオマケがついてきたと思えば、むしろお得感が増す人すらいるかも知れないし。
フルクラム スピード25
もちろんこの時代ですから、ディスクブレーキ用のみ登場。
重量 | 1285g |
リムハイト | 26mm |
リム外幅 | 27.6mm |
リム内幅 | 21mm |
スポーク数 | 24/24 |
ベアリング | USB |
タイヤタイプ | 2way |
もちろんリムテープ不要。
参考までに、カンパニョーロとフルクラムのリムハイト低めのものと比較。
スピード25 | レーゼロカーボンDB | ボーラWTO33DB | ボーラWTO33ウルトラ | |
重量 | 1285g | 1450g | 1485g | 1385g |
リムハイト | 26mm | 30mm | 33mm | 33mm |
リム外幅 | 27.6mm | 26.5㎜ | 26.2mm | 27.4mm |
リム内幅 | 21mm | 19mm | 19mm | 21mm |
スポーク数 | 24/24 | 21/21 | 24/24 | 24/24 |
ベアリング | USB | USB | USB | Cult |
登り向けホイール
見ればわかる通りに登り向けの軽量ホイールということになりますが、下火になりつつあるローハイトカーボンリムということから見ると、カンパニョーロのほうも似たようなローハイトホイールを出してくるのではないかと予想します。
同じ会社ですし笑。
ハイペロンが滅亡して以降、ローハイトカーボンホイールがカンパニョーロからなくなってましたが、恐らくは何か出るでしょう。
まあ見ればわかるように、リムブレーキ派の人には全く関係ない話になります。
ボーラウルトラWTOもリムブレーキ用はありませんし、リムブレーキ派が抱える最大のデメリットというと、新製品が登場しても蚊帳の外ということなのかもしれません。
放置プレイって悲しいですね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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