お先にこちらをどうぞ。
いやさ、こういう意見の人もいるわけよ。
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ロードバイク税
昭和25年当時の地方税法。
そもそも自動車税というのは、自動車を所有している事実を担税力とみなした一種の財産税で、その意味では固定資産税とも近い。
ロードバイクの中には確かに高級なものもありますよ。
資産といえるかは別として。
たださ、ロードバイクに課税するとした場合、こういうのどうするよ?
大変失礼な言い方になりますが、こういう自転車を資産とみなして担税力とみなすのですかね。
購入金額で分類するにしても、そもそもいくらで買ったかなんて分かりにくいし、バラで自分で組んだ人とか、海外通販で安く買った人とかもうメチャクチャあるよ!
だから無理あるよ!
そのへん走っているロードバイクの値段なんてわからないし、「お前のロードバイクはいくらで買ったか?」と聞かれてウソついても証明不可能あるよ!
取り乱しました。
結局、自転車の購入価格による線引きは困難だから、もし課税するとしたら「自転車全部」。
けど、15000円のママチャリに担税力とか無理がありすぎなので根本的にあり得ない。
ちなみにちょっと聞いたのですが、軽自動車税で原付一種は年間2000円。
ぶっちゃけた話、徴収コストや労力を考えると1台2000円は課税しないほうがマシだと考える知事さんもいたりするらしい。
変な話だけど、税額2000円の原付一種がみんな滞納したら、とんでもない赤字案件に変わりうる。
延滞税も期待できないし、滞納者への督促状発送コスト、職員の労力…
気持ちはわからないでもないが
自転車税を作るなんて議論が起きないのは、そんなもんを作っても労力やコストからみて税収が低すぎるからです。
徴税コストという概念を持たないと。
課税したら税収が上がるわけでもなくて、むしろ自治体を圧迫するリスクすらあります。
自転車税を作ったとしても、滞納者続出しただけで赤字案件にすらなりかねないわけです。
なぜ自転車税が昭和33年に廃止されたか、理由を考えましょう。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
まあおそらくバイクから税金取れ、と言ってる人はバイクが嫌いなだけな人たちでしょうね。論理的な解釈や説明をしても無駄でしょう。日本だけじゃないですけどね。
コメントありがとうございます。
原付一種の2000円(軽自動車税)も、手間のわりに税収は低いからやめたいと考える知事さんもいるようです。
自転車税を作ったら、自治体が圧迫されるだけで誰にもメリットがないんですが、おっしゃる通り「感情的要素」から自転車税なんて言うのでしょうね