以前書いた記事にコメントを頂きました。
トルクレンチの落とし穴!使い方を間違えば意味がありません。
ロードバイクの整備において、トルクレンチを使う場合も多いわけですが、使い方を間違うと大きな間違いを起こします。 単にトルク値をセットして締めていけばいいというほど単純でもありません。 トルクレンチの注意点 持つ位置に注意 私が使っているのは...
読者様
テクルではやりませんでしたが、トルクレンチをはじめて使ってアルアル。
チタンボルトを指定トルクで閉めて、カクッとなった瞬間にボキッ❗
指定トルクの意味を最初に教えてほしかった(泣)
チタンボルトを指定トルクで閉めて、カクッとなった瞬間にボキッ❗
指定トルクの意味を最初に教えてほしかった(泣)
ど、どんまい…
Contents
指定トルクの意味
例えばこのシートクランプは4M.mと書いてありますが、これは「最大トルク」であって、4N.m以下で締めろという意味です。
動かない程度に締まれば十分なので、トルクレンチを4N.mに指定して締めろという意味ではありません。
あと、トルクレンチは持つ位置により実際のトルクが変わる可能性があるので、グリップのド真ん中を持つことが大切。
ダメな例。
チタンボルトの限界点
チタンボルトなんですが、モノによっては強度に不安が残るものもあるため、比較的どうでもいいところに使うのはいいとしても、ステムやハンドル部は避けたほうがいいように思います。
比較的どうでもいい場所とは、ボトルケージとか。
トルクレンチで破壊するというのも、ビミョーな話ですよね笑
ただまあ、チタンボルトの軽量化なんてたかが知れてますし、乗ってみて違いを感じる人がいたらオカルトか妄想が疑われますし。
夜中にコッソリと、チタンネジをスチールに変えられてしまったとして、乗ってわかる人がいるのでしょうか?
管理人
むぅ!
わずかに重い!
何かおかしいぞ!
わずかに重い!
何かおかしいぞ!
↑
こんな繊細な人がいたら、生きていくのに苦労しそうな気がします。
けど、ロード乗りにとって軽量化は漢のロマンであることは否定しません。
最近は軽量化に命を掛けるファイターは減った気がしますが、時代は空力ファイターに転向したからなんですかね?
軽量化よりも頑丈さを優先させたほうがいい場所はありますし、命に関わる場所は強度優先をオススメします。
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コメント
いつも楽しく読ませていただいております。
記事を読んで確認させていただけないでしょうか。
記事の中で4Nmで締めなくても良いとありましたが、そのフレームとクランプのメーカー指定がもっと低いということでしょうか?
一般的にその箇所がカーボンの場合、最大が6Nmで指定が概ね4Nmだった覚えがあります。
また、Maxと併記が無い限り指定トルクが書かれると思っておりました。
その箇所はずり落ちない最低のトルクの記載が必要なので機能上その値が書かれると思っているのですが、自分の勝手な思い込みでしょうか?