ちょっと前から、シマノ105に機械式変速コンポが出ることは既定路線になっていましたが
やっと正式に、機械式変速の105が発表されました。
なおディスクブレーキ版のみです。
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シマノから機械式変速105が発表に
そもそも、すでに105Di2が先に登場していたわけなので、新しく発表されたのはSTIとディレーラーのみ。
クランクやスプロケなどは先に登場していた105Di2と共通です。
まず、一番気になるのはお値段かと思いますが、105Di2がグループセットで約20.6万なのに対し、機械式105は約13万。
11速105(機械式)が約11.5万だったことを考えると、11速105完成車よりも1万程度、完成車価格が上がるかと。
一例としてビアンキの場合。
| 105 Di2 12sp | 105 12sp | 105 11sp | |
| 値段 | 3849ユーロ | 2549ユーロ | 2449ユーロ |
| 日本円換算 | 61.3万 | 40.6万 | 39万 |
細部のパーツスペックがビミョーに違うので単純比較はできませんが、完成車価格ベースでは11速105完成車よりも1万ちょっと高くなるイメージでいいと思います。
まずはレバーから。
機械式レバー(ST-R7120)
Di2レバー(ST-R7170)
機械式レバーのほうがどうしても上がモッコリしますが、機械式レバーST-R7120は重量が612g。
Di2レバー(ST-R7170)が423gなのでどうしても重くなりますが、11速105のレバー(ST-R7020)が610gだったのでほぼ同じかと。
| 12速Di2レバー(ST-R7170) | 12速機械式レバー(ST-R7120) | 11速機械式レバー(ST-R7020) |
| 423g | 612g | 610g |
次にフロントディレーラー。
直付けとバンドがありますが、対応トップギアが50-52T、直付けFDが96g。
バンド式が111g。
リアディレーラー(RD-R7100)はシャドータイプで249g。
ロー最大で36Tに対応するのはDi2と同じです。
若干気になるのは、105のリアディレーラーってロー対応歯数が34～36Tになっていること。
アルテグラは30～34T対応ですが、105は34～36T。
また、いずれ出るのか出ないのかは知りませんが、105のリアディレーラーのトップ最大が11Tなので、仮にジュニアカセットが出た場合には対応しないことになる。
| 105(RD-R7000) | アルテグラ(RD-R8150) | |
| ロー最大 | 36T | 34T |
| ロー最小 | 34T | 30T |
| トップ最大 | 11T | 14T |
| トップ最小 | 11T | 11T |
お値段は
機械式105のグループセットは約13万。
それぞれの値段はこちら。
| パーツ | 重量 | 税込価格 |
| ST-R7120 | 612g | 24438円 |
| FD-R7100 | 96g(直付) | 5286円 |
| RD-R7100 | 249g | 7687円 |
| FC-R7100 | 754g (50-34T) | 21010円 |
| CS-R7101-12 | 361g(11-34T) | 7700円 |
| SM-BB72-41B | 69g | 3583円 |
| CN-M7100 | 252g | 4005円 |
| BR-R7170 | 123g | 16830円 |
| SM-RT70 | 121g (140 mm) | 4354円 |
やっと登場した紐105ですが、基本的には完成車がメインでしょう。
紐を愛する漢からすると待望のコンポなのか、果たして！？
コメント
こんにちは、いつも参考にさせていただいています。
機械式105がちゃんと出てくれてほっとしています。
今回の記事にあったジュニアカセットですが
UCIが撤廃を決めたので今後販売されることはないかと思います。
https://news.jsports.co.jp/cycle/blog/rinseisodan/2022/09/content.html
数年前のことになりますが、15歳女子がレースに出ると上のカテゴリー・年齢の人といっしょに出走することが多く
ギアが足りなくてトレインにも乗れないと嘆いていたので
愛用しているオジサマには残念ですが若い人にはよかったんじゃないかな？と思います。
コメントありがとうございます。
廃止した件ですが、確か国によっては扱いが違うんじゃなかったでしたっけ？
https://roadbike-navi.xyz/archives/35755/