YONEXから新しいカーボンフレームのCARBONEX SLD(カーボネックスSLD)が発表されました。
従来のダウンチューブのロゴを廃しトップチューブに控えめなロゴに変わりましたね。
YONEX CARBONEX SLD(カーボネックスSLD)
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フレーム重量はサイズS未塗装で540gとかなり軽量性に振った新フレームです。
新潟県長岡市にある自社工場において製造する「Made in Japan」は従来通りに継続。
新カーボン素材「トレカ®M40X」は、従来のカーボン素材よりも強度と弾性率を向上させたものだそうですが、この新素材「トレカ®M40X」をフロントフォークとチェーンステイに配置することでペダリング時のフレーム変形(剛性)を調節し、加速性向上につなげているらしい。
パッと見の印象として言いますと、一部で「バドミントン」と称されたロゴを廃してデザインが「ロードバイクらしく」なり洗練され、さらにクラス最軽量。
YONEXのカーボンフレームは以前から性能についてかなり評価が高かったわけですが、お値段は税込594000円(フレームセット)。
人気がかなり出そうな予感です。
ただね、若干疑問がありまして。
XS | S | |
シート長 | 451 | 465 |
水平トップ | 509 | 525 |
ヘッド長 | 106 | 115 |
シート角 | 74.5° | 74.5° |
ヘッド角 | 71° | 72.5° |
BB下がり | 72 | 72 |
ホイールベース | 966 | 970 |
フロントセンター | 570 | 574 |
リアセンター | 407 | 407 |
リーチ | 369 | 382 |
スタック | 504 | 517 |
フレームサイズが2つは、乗る人を選ぶ結果になるとしか。
粘り強さと反発性能を両立する「NANOMETRIC DR(ナノメトリック ディーアール)」により、粘り強さ、反発、衝撃強度を従来のカーボン素材よりも向上させたことにより約16%の軽量化などいろいろ興味深い点はありますが、フレームサイズが2つしかない点でちょっと残念。
2023年3月発売
販売開始は2023年3月だそうな。
個人的にはカッコいいデザインだと思うし、値段も昨今の他社の動向から見たら手頃。
それでいてクラス最軽量の540g(未塗装)とロードバイクとしてのセールスポイントはあらかた押さえたスペックに見えますが、ネックになるのは2つしかないフレームサイズ。
フレームサイズを絞ることでこの値段に収まったという見方も成り立ちますが、日本人の平均身長から考えるとこの2つで十分ということなのでしょうか?
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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