まあまあ不思議な統計データがあります。
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なぜか急増する自転車転倒マン
国土交通省の「令和2年度第2回自転車の活用推進に向けた有識者会議」で示された自転車事故のデータですが、
自転車の単独事故が増えていて、
なぜか「自転車の単独転倒」がV字回復w
なぜ自転車がコケまくるのかについては謎です。
ただし重傷事故・死亡事故数はさほど変わらず。
単独転倒でわざわざ警察が介入している時点で謎が多いけど、ほとんどの場合、自転車が単独で転倒しても「イテテ…」と言いながらまた走っていくだけ。
救急車呼んだりするような事態じゃない限り、自転車の単独転倒なんてデータに上がらないはずなんだよね。
高齢者の免許返納後の自転車問題として転倒しまくった…とも違うような気がするし、なぜ単独落車マンが急増するのかさっぱりわからない。
段差の乗り降り失敗による転倒(ある種の構造的転倒)
だと仮定するのもムリがあるし。
段差を増やしまくったなんて話はありえない。
そうなるとあれかな。
コロナで収入的に厳しくなった人が当たり屋風転倒事故による保険金詐欺を目論んだものの、当たり屋だとバレて単独転倒事故扱いになったとか?笑
いや、当たり屋さんは意外と多いですが、急増するのはちょっと違うような気がする。

理由はわかりませんが
自転車って不安定な乗り物ですが、転倒を防ぐには純粋に注意能力が必要。
ちょっと前に車道→歩道に無減速&おかしな角度でアタックして転倒している自転車を見かけましたが、
斜めに段差にアタックしたら、そりゃ転ぶでしょうよ。
なお、段差を無くすという話には賛同いたしかねます。
なぜなら、クルマやオートバイが十分な減速もないまま歩道を横切る可能性が高まるから。
けど、これだけの「単独落車マン」が急増しているとなると、国はヘルメットに行きたがるのかな。
転ぶ可能性ってある程度考えておく必要があって、ロードバイクでいうならバックポケットの真ん中に硬いモノを入れて落車した場合、背骨を骨折するリスクがある。
意外とそういう細かいところは大事。
自転車と人生は、いつ転ぶのかわからないもんです。
私も謎の体調不良により転落して一年以上経ちますが、皆様もお身体ご自愛ください。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
個人的なイメージではありますが、自転車車両保険の契約者が増えているようなのでその影響では?と思います。
保険を使用するためには、盗難にせよ転倒破損にせよ警察による事故処理・盗難届が必要になるので、万が一転倒でフレーム破損していた場合に保険が使用できるように事故処理を行っている人が増えたのではないかと・・・
コメントありがとうございます。
そのような保険に入っている人はロードバイクがほとんどのように思うのですが、ちょっと無理がありません?