まあまあどうでもいい話を。
妄想と根拠
もうだいぶ前になりますが、こちらの記事にコメントを頂きました。
やはり問題はご推察の通り残留アルカリ⇒オイルを分解⇒油分が足りなくてクラックや錆がメインでしょう。しかし、水酸化ナトリウムを使った洗浄剤の場合、水分が飛んでいくと残留物のPH値が13を超えてしまい、アルカリ脆化する可能性があります。例の割れたチェーンって下手したらパイプクリーナー使ったかもしれません。あれは水酸化ナトリウムベースなので危ないです。
チェーンが割れた原因はパイプクリーナー(アルカリ性)を使ったからではないか?というコメント。
そもそも、チェーン洗浄にパイプクリーナーを使う人なんて聞いたこともありませんが、一応これの真相はチラっと聞いてまして。
根拠がある推測ならまだしも、根拠がない妄想に過ぎない。
最近もちょっと困る話を持ちかけてくる人が時々いるのですが、「推測」と「妄想」ではだいぶ開きがあると思う。
自分が知らない範囲については、きちんと調べるなり勉強すればいいのに…と思うことが多々ありまして。
世の中にはいろんな人間がいて、「ある結論」に導くために都合がいい仮定条件をつけてみたり、根拠がない妄想からあたかも根拠がある「風」に語る人がいるので、気になることがあれば誰かの「まとめ」を見るだけで満足せずに調べたほうがいいと思う。
なお、チェーンを何で洗うかについてはメーカーの説明書を読んだ上で自分でご判断ください。
パイプクリーナーでチェーンを洗う人なんて聞いたこともないけど、なんかヌルヌルしそうですね笑。
私もヌルヌルするのは大好きです。
エア判例
まあまあ困惑するのですが、「◯✕の判例がある」と語りながら判決年月日は答えられないというコメント。
それ、エア判例ですよ笑。
判例って、判決年月日と裁判所がわからないと第三者は調べようがないので、「言ったもん勝ち」みたいになる。
なので判決年月日と裁判所名も答えられない「判例(自称)」については、エア判例の疑いが濃厚です。
何の根拠もなく「パイプクリーナーが!」という人がいたり、「カーボンリムにアルミリム用ブレーキシューでも問題ない」と語る人がいたり、結線は不正と腐敗の象徴だと語る人がいたりするのが自転車界なんですかね。
「アルミリム用ブレーキシューでも問題ない」と語りながら、いざ問題が起きたときには「斜度が強い斜面を片側ブレーキで下ったに違いない!」などと発狂したり。
いやいや、じゃあ結局は「問題あり」なんじゃんとしか言えませんが、なんだかんだ言い訳を用意しておくのもよくある話です。
「絶対に問題ない」なんて言えるわけないじゃんね笑。
まあ、あまり詳しく書くとアレなんでこのへんで。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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