このような報道は悲しい。
28日午後0時半すぎ、富士スバルラインの5合目から料金所に向けて坂道を下っていた自転車がカーブする際に対向車線に飛び出して転倒し、坂道を上ってきた車と衝突しました。
警察によりますと、この事故で自転車に乗っていた東京都の会社員、Aさん(58)が胸などを強く打ってドクターヘリで病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
富士スバルライン 転倒した自転車と車衝突 自転車の男性死亡|NHK 山梨県のニュース【NHK】28日昼すぎ、富士山のふもとと5合目を結ぶ有料道路「富士スバルライン」で、転倒した自転車と車が衝突する事故があり、自転車に乗っていた58歳…
ご冥福をお祈りいたします。
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急なカーブ&下り坂
現場はこちらで映像が出ていますが、

片側一車線の急な左カーブ。
対向車線にはみ出しとあるので、スピードの問題か、何らかの操作ミスか。
おそらくはこちらですかね。
自転車にとっては下り坂&カーブは最も警戒しないとコントロール不能になってしまいますが、問題になるのはスピード。
コーナリング前までに十分な減速をしてないと、いざ曲がり始めたときにはできることってあまりない。
こういう部分も含めて、以前から「下ハンドルの重要性」を書いてますが、

体勢が低くなるだけでも曲がりやすくなるし、スピードコントロールも下ハンドルのほうがしやすい。
まあ、ディスクブレーキ化以降はブラケットポジション派が多いのですが。
お亡くなりになった方がどうだったのかはわかりませんが、ご冥福をお祈りいたします。
下り坂の事故
ロードバイクの下り坂事故って、時々報道されます。

初心者でも中級者でも、コントロールできないスピードに上がると、事故リスクが急上昇することは間違いない。
誰にでも起こりうる事故なので、下ハンドルを使っていない人は使えるようにしておいたほうがいいと思うし(レバーのセッティングなども含め)、下ハンドルに恐怖心がある人は何かしら代替案を考えておいたほうがいいと思う。


こういうセッティングなども、ショップで見てもらうとかなり使いやすくなったりするので、相談しやすいショップを見つけておくのも大事なんですけどね。
事故の詳細はわかりませんが、本当に悲しい事故。
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