メリダから、ニューグラベルロードとしてScultura Endurance GRが発表されました。
Scultura Enduranceというとエンデュランスロード、そしてグラベルロードにはサイレックスがあったわけですが、あえてのニューグラベルロードとしてScultura Endurance GRが登場。
Scultura Endurance GR
The new SCULTURA ENDURANCE GR - ready for gravel racingWhile perhaps the youngest discipline that has developed in the cycling world over the last few years, gravel riding has...
既にグラベルロードとしてサイレックスがあったにもかかわらず新たにScultura Endurance GRを作ったのは、よりレーシーなグラベルロードを目指したから。
レースに特化したグラベルロードという位置付けになるようです。
サイレックスよりもヘッド角を立ててハンドリングを向上させ、ホイールベースを短くしてレーシング性を高めたのがScultura Endurance GR。
ヘッド角はScultura Endurance GRが73度なのに対し、サイレックスは71度。
タイヤクリアランスは35mmまで。
Scultura Endurance(エンデュランスロード)も同じく35mmまでになりますが、サイレックス(グラベルロード)は44mmまでなのでよりレース性を重視したものと言えます。
The new SCULTURA ENDURANCE GR - ready for gravel racingWhile perhaps the youngest discipline that has developed in the cycling world over the last few years, gravel riding has...
ケーブルは内装。
見たところ、サイレックスと違いトップチューブマウントなどを排除しているようです。
カーボンフレームの他、アルミフレームモデルもあるみたい。
モデル | コンポ | 値段 |
Scultura Endurance GR 8000 | SRAM Force AXS | £4,750 |
Scultura Endurance GR 5000 | £2,600 | |
Scultura Endurance GR 500 | シマノGRX | £1,600 |
CF3カーボンフレームのサイズMでフレーム重量が1124g、フォーク重量が411g。
完成車はフロントダブルになるみたい。
Scultura Endurance GR 500がアルミフレームモデルになりますが、日本円にすると約29万なので、コンポがGRXのなんなのかは不明ですがお買い得モデル(?)となりそうです。
なお、Shimano GRX400(10速)完成車のサイレックス400が約26万なので、Scultura Endurance GR 500は11速のShimano GRX600あたりになるのでしょうか?
グラベルロードの傾向
最近、グラベルロードにサスペンションフォークを採用したモデルが続々と出ていますが、
メリダはサスペンションフォーク採用の流れには乗らずにレーシング性を高めた方向性へ。
あえてサイレックスにサスペンションフォーク採用モデルがあったら面白い気がしますが、グラベルロードといっても多種多様な時代なのでどのように使いたいか次第で選ぶ車種が変わりそうです。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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