なぜこんなことが起きてしまうのだろうか…
8日昼ごろ、国内最大規模の自転車レース「ツール・ド・北海道」に出場していた男性が上川の上富良野町の道道で乗用車と衝突し、病院で手当てを受けています。この事故を受けて、ことしのレースは全日程が中止されました。
8日正午前、上富良野町の道道を自転車で走っていた男性が対向車線から来た乗用車と正面衝突しました。
エラー - NHK
当時、男性が他の選手を追い抜くために、対向車線に出たところ乗用車と衝突したということです。
警察によりますと、付近は警察が交通規制していた場所ではなく大会側が規制してたのかは調査中だということで、警察が事故の原因を詳しく調べています。
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どういうことかというと、コースの全てが交通規制されていたわけではなく、対向車が普通に通行可能な区間があるということ。
報道によると警察による交通規制区域なのか、大会運営者が規制していた区域なのかは調査中。
交通規制のあらまし
3 競技車列に対向する車両は、支障がない限り通行できますが、競技自転車が接近しているときは、減速するなど競技の安全にご協力下さい。その際、右折、横断、転回はできませんので注意してください。
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※一部報道では警察の交通規制区間ではなかったとありますが、大会運営者が何らかの規制をしていた中で対向車が進入したのか、そもそも規制していなかったのかはわかりません。
というのも、本当にこのような狭く見通しが悪い道路で対向車に規制をしていなかったとはちょっと信じがたい。
富良野署の調べでは、事故に遭ったのは中央大学の20代の男子大学生とみられ、カーブで先行集団を追い越そうとして対向車線に出て、前から来た乗用車と正面衝突したらしい。現場付近の道路は警察の交通規制区間ではなかった。
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下記が事実なら、にわかに信じがたいところですが…
現場となったのは片側一車線の緩やかなカーブで自転車から見ると下り坂。レース用の車線は新得町方向のみで、旭川方向は車が通行できる状態でした。
大会の主催者によりますと、選手たちには8日の会議で、追い越す場合は対向車が来ていないか確認するなど安全を確保したうえで行うよう説明していたといいます。
北海道テレビ:HTB online
当該選手の無事を祈るしかありません。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
引用されている記事のムービーで、NHKのほうには、大会の実行副委員長がインタビューを受けていて、
「カーブや下りは、反対車線の車の通行を止めて(中略)今回の区間も、対向車線の侵入を規制」と言われてるので、何らかの不備(規制開始のポイントで、止められなかった??)があったのでしょう。
大会では、事前アナウンスだけではなくて、選手側がセンターライン超えるのを禁止とかなら、表示があったり、スタッフが注意喚起してると思います。
まぁ、あまり想像で書くのも何ですので、主宰者から発表があるのを待ちましょう。
コメントありがとうございます。
報道機関によって情報が錯綜してますね。
何が真実なのかはわからないので、引用にとどめました。
関係者の皆さまには残念な事故が起きてしまいました。怪我をされた方々の回復を祈るばかりです。
全貌と事実を知らない立場で言うのは良いことではありませんが、日中の公道を封鎖・お借りして競技を開催している者として。(ロードバイクではありません)
私たちは想定外が絶対に発生しないよう準備をしています。競技区間では通行止めとし、人が通行または侵入できるすべての枝道にオフィシャルを配置して「完全に」封鎖します。そのために道路占有許可をいただくことは勿論のこと、数ヶ月前よりコース沿道の全ての家々を訪れてface to feceでご説明し、ご理解とご協力をいただきます。 記事が事実ならば、「見通しが良く広い道路などでは、対向車線を車が走行できる場所もある」「追い越す場合は対向車が来ていないか確認するなど安全を確保したうえで行うよう説明」では安全対策が全くできていません。危険因子が放置されたままです。1987年から開催しているそうですが、今回の事故は「想定内」の必然の結果と断言できます。私たちには絶対にあり得ない開催方法です。北海道でしたらAG.MSC北海道に安全対策を教えていただくと良いでしょう。
コメントありがとうございます。
全容が明らかではないためどこに問題があったのかについては今後検証する必要がありますが、今はただ被害者の回復を祈るばかりです。
いろいろ疑問はありますが…