たまたまクラウドファンディングで見つけたのですが、ハンドルバーとブレーキレバーが夢のコラボレーションを果たした「AINTROハンドルバー」なるものがあるそうな。
ハンドルバーとブレーキレバーが一体化?という意味が一瞬分かりにくいけど、こんな感じ。
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AINTROハンドルバー
【走るファッション】世界初ブレーキレバーが一体化された自転車ハンドルバー【AINTRO】多くの大手自転車メーカーを生んでいるイタリアから、自転車をこよなく愛する技術家による新ブランドが誕生。AINTROハンドルバーであなたの自転車は1段階特別に、移動時間もスタイリッシュに過ごしませんか?
通常だとハンドルバーに後付けでブレーキレバーを取り付けますが、ハンドルバー自体にブレーキレバーが生えているような形ですかね。
カーボンハンドルバージョンと、ウッドハンドルバージョンがあるそうな。
こちらがメーカーサイト。
イタリアのサルデーニャ島が発祥のブランドなんだそうな。
ワイヤー式ブレーキに対応しますが、油圧バージョンは開発中。
要は見た目の問題なんだと思う。
機能的には別体のほうが有利な気もしまして、滅多に起きることではないけどブレーキレバーが破損したりハンドルが折れたときには、一体化だと全部交換するしかない。
別体だとブレーキレバーが破損したらブレーキレバーだけを変えれば済むのですが、一体化したことによりスッキリとした見た目になりますしね。
合体系の話でいえば、ライト内蔵ハンドルだとか、
サイクルコンピューター内蔵ステムなんてものもあります。
私も無類の合体好きとして知られてますが、これらに共通するメリットは見た目がスッキリするという点。
私も合体することによりスッキリしますが、あえて別体のほうが機能的にはいい場合もあるので、これらは「何を優先するか?」の価値観の差なのかもしれません。
実際のところ、この「AINTROハンドルバー」については「モダン」とか「スタイリッシュ」というフレーズが主。
合体することはエレガントで美しい。
どうでもいい話になりますが、木のハンドルって結構良さそう。
「見た目」の問題ですが。
欲しい方は
欲しい人がどれだけいるのかはわかりませんが、欲しい方はクラウドファンディングにて。
ただし、お値段はまあまあします。
イタリアでハンドメイドされるようなので、この値段に納得するかしないかは人それぞれなんでしょうね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
これは自転車に乗らない人が設計したっぽいですね。走行中に手首が折れそう。
コメントありがとうございます。
どのあたりで感じましたか?
フラットバーの場合乗車姿勢にもよりますが、ブレーキレバーの角度が地面に対して平行を0°とすると40°~60°くらいが手首が自然な角度になります。この商品の紹介はどれも水平に近いセッティングで、乗ってたらこうはならないなと。特殊なセッティングで乗る人の可能性も無くはないですが。
コメントありがとうございます。
フラットバーですし、ハンドルの角度を変えれば済む…と思ったのですが、そういう話ではなくてでしょうか?
ただまあ、ブレーキレバーは別体のほうが破損リスクなどから好ましいのは間違いないと思います。
ハンドルごと回せば調整は出来ると思いますが、宣伝で使う自転車を明らかにおかしいセッティングにするかなという疑問。あと、あそこにスリットを入れると応力集中が起きてハンドルの強度が極端低下する気がします。
コメントありがとうございます。
そうか、確かにハンドル強度には疑問が残りますね。
撮影の画像は、たぶん自転車に詳しくない人がテキトーにつけた可能性はあります。
どちらにせよ、値段が高いのでよほどの物好き以外には需要があるとは思えませんが、欲しい人は欲しいものですかね?
記事中であんまり書くとアレだったのでやんわり濁しましたが。
適当に付けたものをそのままというのも考えましたが、それをそのまま使うようなメーカーは信用できない…
謎なのは「ハンドルとブレーキを一体化することでハンドルをしっかりと握ったままブレーキを操作が可能に。急なシチュエーションでも迅速な操作ができ、事故のリスクが軽減されます!」の部分。
前半は一体化となんの関係もないし、後半は常にブレーキレバーに指をかけているかの問題で、リーチアジャストの無い(と思う)この一体型ハンドルで常時指をかけるのは現実的ではありません。
製品の作りから値段は妥当かと思いますが、この金額を払って付けるかっていう視点だと私も高いと思います。初代のアルミ製はいくらだったのだろう?
コメントありがとうございます。
リーチアジャストがついてないか軽く調べてもイマイチわからなくて、個人的な感想としては見た目がスッキリする以外にはメリットを見いだせないのですが、もっと謎なのは欲しいと思う人がどれだけいるのかですね…
それをクラファンに出すのも…笑
>それをクラファンに出すのも…笑
最近はクラウドファンディングがマーケティングリサーチに有効という話もあるので、日本の市場調査も兼ねてる可能性はあるかもです。
コメントありがとうございます。
市場調査としてクラファンを使うのはよくありますが、全く購入者がいないのもイメージが悪くなるだけなので、何らかの宣伝と併用することが多いのかなと思ってました。
プレスリリースやインフルエンサーなど。
写真ではボルト一本締めの前が開かないタイプのステムだと思いますがブレーキレバーはハンドルの中に入れれないと取り付け出来ない気がしますが…
その辺は当然考えてますよね?
コメントありがとうございます。
レバーの取り付けというのは、レバーだけ外すという話ですか??
何を指しているのかわからなくてすみません。
よく考えたらレバーは分解出来そうですね
一体型の名称からブレーキレバーが角の用に固定されてると思ってました
恥ずかしいので投稿削除しようとしたらもう返事ついてる
コメントありがとうございます。
レバーが分解可能ならレバーだけの交換ができますが、分解不可能ならレバー破損時にはハンドル交換になります笑。
値段がかなり高いし、需要があるのかビミョーなハンドルだと思ってますが、あえていうなら新しいものを作りたいという意欲だけは評価しています。