OVERFASTというブランドが、カーボンスルーアクスルという大胆なパーツを開発したそうな。
スルーアクスルがカーボン化…
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OVERFAST カーボンスルーアクスル
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カーボンスルーアクスルという響きを聞いて真っ先に思うのは

という疑問。
スルーアクスルをカーボン化する意味が「軽量化」にあることは間違いないでしょうけど、スルーアクスルがカーボン化しても大丈夫なのか?という疑問は払拭できない。
OVERFARTというブランド自体聞いたことがありませんが、調べてみたら中国のブランドの模様。
きちんと検査をした上であくまでも「安全第一」に作ったとありますが、キワモノというわけでは無さそうな気もするし、キワモノ感もあるのでなかなか難しい。
OVERFASTいわく、以下の試験を行ったそうな。
1) ホイールセットによるスルーアクスル疲労試験(EN規格)
2) スルーアクスル ホイールセットによる衝撃試験(UCI規格)
3) 最大トルク試験(19NM)。
4) 最大引張強度試験(950kgf)。
5) X線装置による検査テスト。
6) 横圧縮試験(100kg、最大200kg)。
7) カーボンキャップ衝撃および耐疲労性テスト (20J 衝撃、12NM トルクロック、1 分間隔で 200 回連続ひねり)。
8) 1年以上のアスリートの実世界テスト。
重量はメーカーサイトによると29.9g。
代理店サイトによると31g。
どうしても軽量化にこだわりたい漢向けのパーツと言えますが、ネジ部分はさすがにカーボンではないようなので、そこは安心(?)していいのかと。
代理店サイトによると、なかなかな注意喚起もありまして、
軽量カーボンパーツの為取り扱いには十分ご注意ください。過度の負荷が掛かるような乗車はお控えください。
カーボンスルーアクスル | TRISPORTS34,100円 (税別価格 31,000円) 超軽量カーボンスルーアクスル FACTOR OSTRO/O2 VAM PINARELLO DOGMA F/F12 SPECIALIZED SL7/AETHOS 重量:約31g
過度な負担が掛かる乗り方…飛んだり跳ねたりするなという話ですかね。
ちょっと前には、後続車が迫ってきたらジャンプして歩道に避譲すると豪語する人がいましたが、

ジャンプする人にはたぶん、カーボンスルーアクスルは向かないでしょう笑。
取り付け方法については代理店サイトにありますが、オーバートルクは厳禁。
トルクレンチが必須ですかね。
ついつい「手ルクレンチ」に頼る人には向かないパターンかと思われます。
軽量化の恩恵
スルーアクスルを軽量化することが何らかの効果に繋がるのか?と聞かれたら、とりあえず笑顔で濁すしかありませんが、軽量化の恩恵は精神面には強く作用すると思う。
「ロードバイク男子は軽量化がお好き」なんですよ。
バイクの重量を最大100g削減できるとメーカーサイトに書いてあります。
どうでもいい話になりますが、SNSで「ロードバイク女子」と書いてあると警戒してしまいますが、「ロードバイク男子」という書き込みは見当たらない。
「ロードバイク男子は軽量化がお好き」だというのはよくある話ですが、なぜ「ロードバイク男子」と名乗る人がいないのだろうか?
需要(笑)がないからなのかな。
まあ、カーボンスルーアクスルという響きにどれだけのサイクリストが興奮するのかはわかりませんが、こういうのって好きな人は好きですよね。
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