時々完成車についてくるホイールで、フルクラムのRACING SPORTというものがあります。
レーシングスポーツ??なんじゃそりゃ?と思う人もいるかと思いますが、このホイールについては情報が少ないのが現実。
重量は??どんなホイール??と思う人もいるかと思いますが、フルクラムのカタログにきちんと掲載されていましたw
RACING SPORT
まずカタログによると、このホイールの正式名称は【レーシング スポルト】だそうです。
注目の重量などですが、こんな感じ。
重量 | 1892g |
リムハイト | 24mm |
リム幅 | C15 |
スポーク数(F) | 18本 |
スポーク数(R) | 24本
NDS8、DS16 |
スポークタイプ | Fストレート
R(NDS)ストレート (DS)Jベンド |
ベアリング | シールドベアリング |
約1900gなのでなかなかの重さですね。
ちょっと面白いなと思うのは、なぜかリアが2:1組になっているようです。
そしてこのホイールですが、【OEM用ホイール】と書かれています。
つまり市販されていないホイールということです。
レーシング7との比較
フルクラムの最下層のホイールというとレーシング7がありますが、レーシング7とは何が違うのでしょうか??
スペックを比較してみます。
SPORT | 7 | |
重量 | 1892g | 1763g |
リムハイト | 24mm | F24.5mm
R27.5mm |
リム幅 | C15 | C17 |
スポーク数(F) | 18本 | 18本 |
スポーク数(R) | 24本
NDS8DS16 |
20本
NDS10,DS10 |
スポークタイプ | Fストレート
R(NDS)ストレート (DS)Jベンド |
Fストレート
R(NDS)ストレート (DS)Jベンド |
ベアリング | シールドベアリング | シールドベアリング |
スポルトは7よりも100g以上重く、スポーク数もリアが多め。
その代わりC15のナローリムであることがわかります。
ちなみにですが、メリダのスクルトゥーラ700には【レーシングエキスパート】というホイールがついています。
これはカタログ掲載がありませんでしたが、一説によるとレーシング7がついてきたという事例があるそうです。
メリダ 2018年モデル SCULTURA 700 / スクルトゥーラ 700 【ロードバイク/ROAD】【MERIDA】【送料無料/沖縄離島除く】【smtb−k】【kb】
RACING SPORTからのグレードアップなら
7とスポルトですが、恐らくは乗り比べても大きな差は感じないでしょう。
よく【ホイールは100g軽量化すると全然違う】と言われたりしますが、これくらいのスペックだとどっちもどっちという感じがします。
間違っても、100g程度の軽量化のために、スポルト⇒7への買い替えとかはやめたほうがいいですね。
スポルトからの買い替えで、乗ってみて明確に違いを感じるとしたら、やはりレーシング3以上でしょう。
5でも多少の違いは感じると思いますが、5と3ではそれなりの性能差があります。
Fulcrum – Racing (レーシング) 3 クリンチャーホイールセット
重量 | F670g,R885g
1555g(ペア) |
リムハイト | F25mm、R30mm |
対応タイヤ | クリンチャー |
23cタイヤ | 〇 |
スポーク数 | 16/21 |
対応スピード | シマノ8-11s |
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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