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自転車のトンネル内事故って、有効な対策はないのでしょうか?

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自転車がトンネル内で後続車に引っ掛けられる事故ってまあまあ多い気がするのですが、何か有効な対策って取れないもんですかね。

高森町によりますと12月10日午後1時20分ごろ西原村にある俵山トンネルで古庄泰則教育長が運転する軽自動車が自転車と接触。消防などによりますと自転車を運転していた男性は転倒し病院搬送されましたが命に別条はないということです。

古庄教育長は大津町で私用を終えた帰りで町には「対向車に気を取られて自転車に気付くのが遅れた」と説明。

 

高森町教育長が運転する車が自転車と接触事故 男性がけが【熊本】(TKUテレビ熊本) - Yahoo!ニュース
高森町は12月10日教育長の運転する軽自動車が自転車と接触する事故を起こしたと発表しました。 高森町によりますと12月10日午後1時20分ごろ西原村にある俵山トンネルで 古庄 泰則教育長が運転する

事故があった俵山トンネルはこちら。

 

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わずかに歩道風のところはありますが、この幅じゃ歩道を走るのは厳しい。というよりも後続車を信用して車道を走るしかない。

 

こういう迂回路もないような道路のトンネルを、こんな狭い幅で作っている時点で自転車のことは全く考えてないのでしょうけど、毎年のようにトンネル内で自転車に接触したり追突する事故が起きているにもかかわらず、対策は「ちゃんと前を見て運転しよう!」のみ。

無灯火でトンネルを通行する時点でいかがなものかと思うけど、ヘルメットにつけた赤色リアライトが全然目立ってないのも気になる。
自転車の人には何ら非がないけど、赤色常時点灯の自転車用リアライトなんて、さほど被視認性を高めていないことがよくわかる。

 

そりゃリアライトは点滅モードを使うよね。

※点滅リアライトは幻惑灯火(道路交通法76条4項7号)でなければ違反にはなりませんが、幻惑灯火とはハイパーフラッシュみたいなのが該当する可能性があります。

 

しかしまあ、「対向車を見ていて自転車に気がつかなかった」と言われても、そりゃないよとしか言いようがない。
自転車や歩行者がいることを前提にトンネルを通行しようと言ったところで、もはや人間の注意力よりも自動運転のほうがマシなんじゃないかと思ったりしますが…自動運転もまだ発展途上。

 

自動運転レベル4の「自転車接触問題」、原因が公表されました。
ちょっと前になりますが、自動運転レベル4の認可を国内で唯一受けた「ZENドライブ」が無人の自転車に接触した問題。 永平寺町が事故原因を公表しました。 事故の原因 要因分析 • 当該自動運転車両には、走路等の障害物を検知するためのセンサとして...

 

何か抜本的な対策ってないもんなのかな?

 

何の躊躇いもなく自転車に突っ込む動画を見ると、恐ろしすぎて自転車でトンネルなんて通行する気が失せますが、迂回路もないような道路だとトンネルを通行するしかないし、困ったもんですね…

 

反射素材を身に付けてもまさかの無灯火なら意味がないし、現状では後続車を信用するようなレベルではない。

 



コメント

  1. ゆき より:

    トンネルの構造にもよるのでしょうけど、ライト点けようと、逆光だと出口の太陽光に勝てるぐらい明るくないと、結局ダイナミックレンジ不足で見えないという。
    そして太陽光に負けないライトなんて凶器ですから非現実的。
    最近の自動車に搭載されてる自動ブレーキもカメラ方式は逆光だと対象を検出困難なので警告や事故回避出来なかったりします。

    自動車だと車体が影を作るのでライトや反射板も見やすくなるけど、自転車だと人間の幅ぐらいしか影を作るものが無いのが辛い所。
    ロードの基本姿勢である、前傾姿勢を取ったらより投影面積は減りますし、上なほど出口の逆光に負けやすいので、地面に近いペダルの反射板とか足首に点滅ライト装着とかですかね。
    ヘルメットや車体みたいにあまり上下左右に動かない光源より、動く光源(特に視野角方向の動き)は視認しやすいと思います。
    視野角方向で動かないと駄目なのはコリジョンコース現象とかで有名ですし。
    でも足首とかにつけられるその手のライトはそんなに明るくないので気休めにしかならないかも。
    あと、頭のライトは赤だと消火栓の赤ライトと同化して見落とされやすくなるのかも。
    事故動画はちょうど同化してる感じがあります。

    そもそも、自転車と自動車で車速が違いすぎるのも事故原因のひとつなんですよね。
    車速の差が近ければ視認可能時間が伸びるので、投影面積が小さかろうと、貧弱なライトや反射板だろうと、気づく時間が増えるので。
    そういう意味では車が飛ばしてる道のトンネルの車道は通らないみたいなルート選定も大切なのかもしれません。

    根本解決には、トンネルに自転車用通路を確保するのを義務化するとか、トンネルは歩道ありのみを使いそちらを走ったり最悪歩いて通過するとか、トンネル入口前でわざと進路妨害して車を盾にするみたいな邪悪な解決法ぐらいしか思いつきませんでした。
    チームならチームカーがブロック担当になればなんとか実現出来るのでしょうけど、トンネル内の自転車を守ろうみたいな啓蒙活動とかで、自転車の盾になってくれる自動車ドライバーを増やすしか無いのかも。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      全部おっしゃる通りで、トンネル出口の太陽光で抜けてしまいますし、ヘルメットライトよりも下にあるほうが効果的です。
      結局、自転車専用に区切らない限りはトンネル内は厳しいですがトンネル拡張こそ非現実的…

      迂回路も非現実的ですが、ひたすら目立つしかないのですよね。

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