確か一年くらい前だったと思うけど、中華電動ワイヤレスコンポの「WheelTop」が話題になり、いずれ日本でも流行るのではないか?みたいな話がありました。
実際のところ、どうなるかは謎ですが。
中華ブランドのWheelTop
中華ブランドのWheelTopについてですが、会社が設立されたのは1951年なので歴史あるブランドです。
1951年は昭和26年ですが、調べてみると1951年2月9日に三共が日本初の総合感冒薬の「ルル」を発売したのだとか。
まあ、自転車とは何ら関係ない豆知識でした。
クランクセットやスプロケ、ディレーラー等の開発を行ってきたWheelTopは、ジャ○アントや○レックなどにもパーツを供給してきたそうですが、ちょっと前から電動ワイヤレスコンポの開発に取り組んできたらしい。
WheelTopの電動ワイヤレスコンポ
MTB用もあるみたいですが、ここではロード用の「WHEEL TOP EDS TX ROAD Wireless Electronic Transmission」について取り上げます。
WHEELTOP EDS-TX Wireless Carbon Electronic Shifter/Derailleur (Road Bike)WheelTop
WHEELTOP EDSですが、リムブレーキ用とディスクブレーキ用の電動ワイヤレスコンポがあります。
BluetoothとANTの両方を利用したデュアル伝送システムを採用していますが、なかなか興味深い点としてはここ。
11.どのブランドのカセットに対応していますか?
このアプリでは速度とギア間隔をカスタマイズできるため、理論上はすべてのブランドの 7 ~ 13 スピードのカセットをサポートできます。
FAQWheelTop
ギア間隔をアプリでカスタマイズできるため、7~13速まで電動ワイヤレス化できると。
こちらでは既にMTB用の電動ワイヤレスコンポが販売されていますが、
値段的にも5万円台と安い。
ロード用もそんなところになる可能性がありますが、実態はこんな感じらしい。
ワイヤー式ブレーキにも対応するタイプがあり、7~13速までカスタマイズ可能となると、クラリスを電動ワイヤレス化することも可能なんじゃないかと思いますが、そういう人がいるのかはわかりません。
日本でも流行るか?
日本にも上陸するみたいですが、代理店を介するのか、直販なのかは不明。
コンポを選ぶ上では値段や性能のほか、パーツの入手性がいいかという問題やアフターサポートの有無も関係しそうですが、入手性についてはシマノが圧倒的に優位。
カンパニョーロやスラムなどメジャーブランドでもシマノに比べると入手性はだいぶ落ちる気がしますが、おそらくこのWheelTopを選ぶ人は自力で組む人が多くなるのではないかと思われ。
値段を抑えて電動ワイヤレス化したい人には待望のコンポなのかもしれませんが、具体的にどのように販売される予定なのかはまだ不明なので、期待しながら待つしかないのですかね。
ワイヤー式ブレーキに対応したタイプがある、という点では強みかもしれません。
なんだかんだ、リムブレーキ派の人はまだまだ多いですから…
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
EDS TXはかなり安価な分バッテリー交換不可の使い捨てみたいですね
ってもDi2でもバッテリー寿命来るまで使い切る人は皆無ですから合理的かもしれません。
コメントありがとうございます。
なるほど、そこがローコストの理由かもしれませんね。
バッテリーの不調さえなければ問題無さそうです。