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ちょいちょい上がる「チェーンのアルカリ洗浄」の結果。

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個人的には他人が何を使おうと知ったこっちゃないのですが、「チェーンをアルカリ洗剤で洗った結果」についてはちょいちょい報告をみかけます。

こういう現象が起きているのは事実ですが、これってアルカリ自体が問題を起こしたのか、濯ぎが不十分な結果なのかはイマイチ悩ましい。
濯ぎが不十分=アルカリ成分が残留している、という見方も出来ますが、そのアルカリ残留成分が直接金属に影響したのか、それとも残留アルカリがオイルを分解して悪さをしたのかは私にはよくわかりません。

 

ただまあ、このような状態になった詳細については開示されないことが多いためなのか、以前うちのコメント欄に何度もコメントしてきた人(のちに事業者と判明)は、

 

「パイプクリーナーを使ったのだろう」

 

などと根拠がない話をしていたなあ…
どこのアホがチェーン洗浄にパイプクリーナーを使おうと思い立つのかわかりませんが。

 

新年から地震が起きたり羽田空港の事故が起きたりしましたが、根拠がないことをあたかも事実であるかのように語り、結局事実無根のデマだったなんて話が絶えませんが、実際にチェーンが割れた人が何を使っていて、どのような方法でメンテナンスしていたかがわかるともう少し見えてくるものがありそうな気がしました。

 

あっ、ちなみにどの事例かは書けませんが「パイプクリーナーでチェーン洗浄してクラック説」はデマです。

 

ところで、海外サイトをみていると、チェーン洗浄に超音波を使って念入りに洗浄し、固形ワックスを溶かしてチェーンをドブ漬けにするものをよく見かけます。

 

REX Black Diamond Hot Wax。チェーンオイルよりも固形ワックスの時代へ。
チェーンの低摩擦性を求める意気込みはなかなか凄いなと思ってしまいますが、以前からチラホラ海外記事で見かけるのがチェーンオイルではなく固形ワックス。 フィンランドのREXというブランドの「Black Diamond Hot Wax」が最強みた...

 

ぶっちゃけた話、チェーン洗浄にそこまで気合いを入れてやる人がどれだけいるのか不思議なんですが、固形ワックスを溶かす温度にもこだわるらしい。
低めの温度でワックスを溶かしてチェーンをドブ漬けにすると、チェーンにつくワックス被膜は厚くなり耐久性は上がる。
一方、耐久性よりも抵抗の低さを重視するならワックスを80℃~90℃くらいにしてチェーンをドブ漬けにするらしい。

 

ワックスを90℃以上にすると分離してどうのこうのとありましたが、チェーン洗浄と注油にそこまで気合いを入れてやる人がどれだけいるのだろうか…
固形ワックスを溶かして施工する人は温度計がマストアイテムとありましたが、チェーンを煮込んでいる姿をみるとなかなか不思議な光景ですね。

 

超音波洗浄も今後は流行るのでしょうか?


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