ビンディングペダルでかなりの使用者がいるLOOKですが、LOOKのフラッグシップモデルのビンディングペダル「KEO BLADE」がモデルチェンジして登場します。
LOOK ニュー「KEO BLADE」
Keo Blade | Plus rapide que jamais - LOOK CYCLEDécouvrez la nouvelle pédale LOOK Keo Blade, une fusion parfaite entre légèreté, une large surface d'appui et des perfor...
2011年に登場したKEO BLADEですが、新しい Keo Blade はこれまでよりも軽く、より強く、より空力的だとされてます。
具体的にいうと、旧モデルよりも踏み面の面積が広がりながらも重量は増加しておらず、それでいてフロントセクションを見直して空力を2%向上。
Keo Blade Ceramic Ti | La haute performance par excellence - LOOK CYCLELa Keo Blade Ceramic Ti incarne l'apogée de la performance cycliste, alliant légèreté suprême et technologie de pointe p...
前作との比較でいうと、こうなります。
ニューKEO BLADE | 旧KEO BLADE | |
プラットフォーム面積 | 705mm2 | 700mm2 |
プラットフォーム幅 | 64mm | 67mm |
スタックハイト | 14.8㎜ | 14.8㎜ |
Qファクター | 53mm | 53mm |
空力向上については体感的な話とは思えないのでそこまで大要素ではないのですが、一つ気になるのはペダルの重量を再配分しステップインステップアウトを60%向上させたとしている点。
「常に直感的な位置が保証される」とありますが、ペダルをキャッチしやすいようにいい位置にくるみたいな話なんですかね?
LOOKの動画によると「EASY CLIP-IN EASY CLIP-OUT」と説明されてますが、テンションが変わったわけではないのでLOOKの説明する意味はおそらく「いい位置にくる」みたいな話なのかと。
3つのKEO BLADE
KEO BLADEは旧モデルと同じく3つのグレードになります。
Keo Blade Ceramic Ti | Keo Blade Ceramic | Keo Blade | |
ペダル重量 | 190g | 230g | 230g |
クリート | ケオグリップ | ケオグリップ | ケオグリップ |
ペダル+クリート重量 | 260g | 300g | 300g |
アクスル | チタン | クロモリ | クロモリ |
テンション | 16Nm | 12Nm | 8Nm |
ベアリング | セラミック | セラミック | スチール |
ちなみに旧モデルと重量が変わらないのかと思いきや、Keo Blade Ceramicについては旧モデルが片側110g、ニューモデルが115gなので10g増加。
さほど変わらないので気にする人がいるかは謎ですが…
空力向上というよりも、60%向上したステップインステップアウトのほうが大要素なのかもしれませんが、たぶん一般サイクリストが買いやすいベーシックモデルのKeo Bladeに人気が集まる予感。
LOOKの説明だと、705mm² の踏み面と64mmの幅にしたことで均一な圧力が掛かるようになり、足への負担も減らしたみたいにありますが、ペダルの重量配分を見直したという点がベアリングにも影響するのかもしれません。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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