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リーチアジャストは安全上大事な機能。

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Wheeltopのリムブレーキ用レバーに「リーチアジャスト」がついていない件は以前も書きましたが(ホダカが本国にリーチアジャストを要望したそうな)、そもそもの話。

読者様
読者様
リーチアジャストを初めて知りました。
以前からブレーキレバーが遠く感じていたので自分で調整して満足いく状態になりましたが、購入店はリーチアジャストなんて教えてくれなかった…

たぶん「ブレーキレバーが遠く感じる」と相談すれば即座にリーチアジャストを調整してくれると思いますが、そもそもブレーキレバーの位置が調整可能だと知らないと「こんなもんか」で我慢してしまうのかもしれません。

 

我慢できないっ!と相談することも時には必要です。

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リーチアジャスト

リーチアジャストの調整方法については、メーカーサイトからマニュアルを出してくれば書いてあります。
シマノR9100、R8000、R7000であればこれ。

https://si.shimano.com/api/publish/storage/pdf/ja/dm/RACBR01/DM-RACBR01-03-JPN.pdf

どのシリーズでもほぼ共通ですが、
・時計回りに回す ⇒ 握り幅が狭くなる(ハンドルとブレーキレバーが近づく)
・反時計回りに回す ⇒ 握り幅が広くなる

 

ここをめくってズル剥けにし、調整するだけの話。

レバーの位置を遠くしたり近づけたりすることが可能です。

調整したらブラケットポジションと下ハンドルの両方を試して、どちらからでもしっかりブレーキレバーをコントロールしやすい位置になっているか確認することが大事。
特に下ハンドル。
下ハンドルを全く使わない人もいるのでビックリしますが、下ハンドルが苦手な人ってそもそも下ハンドルポジションでブレーキレバーをコントロールしやすい位置になってないことが多い気がする。

 

そもそもダウンヒル時に下ハンドルを使ってない人が多い時点でビックリしますが、油圧ディスクだとブラケットでも何とかなる人が多いからなのかな。

下ハンドルは大事

以前、都立大学の自転車部において新入生が下り坂で事故になりましたが、

大学生の事故。ブレーキが制御できないというのは、ロードバイクとしては最も危険な行為である。
昨年ですが、東京都立大学の自転車部の新歓イベントで、新入生がお亡くなりになるという悲しい事故があったのをご存じでしょうか? こういう事故ってホント悲しいよなと思いつつ、たまたまいろいろ調べている段階で事故について中間報告として発表してあるこ...

事故報道直後は、「どうせ自転車部がムチャな走り方したんだろ」みたいな意見がみられました。
真相はだいぶ違うのですが、上リンク先に都立大が公表した中間報告書のリンクを置いておきました。

 

要は初めてドロップハンドルを使った方が、下り坂で十分なブレーキ操作ができなくなりコントロール不能に陥って起きた事故。
事前の練習で下ハンドルを試したところ、その方が下ハンドルに恐怖感があったとのことで下ハンドルを使わずに下ったことも一因にありますが、下り坂で十分なブレーキ操作をするのはなんだかんだ下ハンドル。

リーチアジャストで下ハンドルを使いやすくすることも大事ですね。
手が小さい女性は特に。

 

けど「ブレーキレバーが遠く感じる件」は、ショップに相談すれば普通に対処してくれる話。
ブレーキレバーの位置が動くという発想がないと「そんなもん」と諦めて相談しない結果になるのかなと思いましたが、ブレーキレバーはリーチアジャストで調整可能です。

自転車業界って初心者が相談しにくい雰囲気があるのかはよくわかりませんが、せっかくショップで購入したのだから気になる点があるなら相談した方がいいと思う。


コメント

  1. カモがネギしょってる より:

    ブラケットの角度とハンドルの形が悪いと、アジャスターをどう調整しても下ハンが厳しいことがあります。しっくり来ない場合はブラケットと相性の良いハンドルを選ぶことからですね。

    • roadbikenavi roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      確かにハンドル形状もありますね。
      ブラケットの角度も。

      最近の一体型ハンドルは細かい調整ができず疑問に思ってます。

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