クランク長が変えられるAEROZINE　Adjustable Length System。

クランク長が気になるサイクリストはまあまあ多い気がしますが、クランク長を可変できるシステムというとこれ。

クランク長が可変するSRM LOOK CARBON CRANKS。

ショートクランクが時々話題になりますが、一つのクランクでクランク長を変えることが可能なものもあるにはあります。 もちろん、既に滅亡した某社が開発していたクランクの話ではありません。 SRM LOOK CARBON CRANKS クランク長が...

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2024.03.08

カーボンクランクなのでまあまあ高いです。
まあまあどころではなく高いのですが、アルミクランクでも5mmの範囲でクランク長を変えることが可能なものがあります。

AEROZINE　X-18 Cold Mode Arm

X-18 Cold Mode Arm for Road Bike - AEROZINE

for road bike crankset - CNC 3D machining technology - The crank length ranges from 120-125mm | 130-135mm | 140-145mm | ...

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カラークランクという時点でややキワモノ感がありますが、カラーは9種類あります。
レッド、ゴールド、グリーン、コバルトグリーン、ブルー、コバルトブルー、パープル、ブラック、シルバーの9種類。
パープルのクランクを合わせてかっこよく見えるフレームってなんだろう？と考えてしまうけど、あまり深いことは考えずにブラックやシルバーがあれば十分です笑。

CNC　3D加工された7050アルミのクランクですが、「ADJUST LENGTH SYSTEM」を採用。
クランクのペダル取り付け穴が楕円形に広がっているのが見えると思うけど、シムを使って5mmの範囲でクランク長を可変できるシステムです。

Feature of our crank-Adjust Length System(ALS) - AEROZINE

Do you know that the length of the crank can be adjusted?The answer is yes. We can do it after placing an ALS system in ...

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X-18 Cold Mode Armの説明によると、シムは5mm/3mm/1mm/2.5mmとなっている。
「170-175mm」のクランクであれば、理屈の上では170mm、171mm、172mm、172.5mm、173mm、174mm、175mmのクランク長に可変できるはず。

まあ、1mm単位でクランク長にこだわる人がいるのかは謎ですが、理屈の上では左右でクランク長を変えることもできるため、左右の足の長さが違う人とかには試しても面白いのかもしれません。
クランク長は種類が豊富。

・120-125mm
・130-135mm
・140-145mm
・150-155mm
・155-160mm
・160-165mm
・165-170mm
・170-175mm

120mmクランクってジュニア用にはいいのかもしれませんが、このクランクはお値段もまあまあ高い。
大人だと160-165mmがあるので、身長が低い人にはいいかも。
シマノは160mmクランクを出してますが、160mmの次は165mmに飛んでしまう。
「ADJUST LENGTH SYSTEM」なら、162.5mmにすることもできるはず。

なお、クランクセット(チェーンリング付き)のブラックだとまあまあ良さそうですが、ブルーなどカラークランクについてはフレームを選ぶ予感。

 

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なお、「X-18 Cold Mode A2 for Road Bike」のクランクセットの重量は768g (170-175mm、53-39T)。
参考までに105(R7100)の50-34Tが754g。

日本では…

AEROZINEって日本には代理店がないと思うので入手困難かもしれませんが、クランク長を5mmの範囲で変えることができるのと、カラークランクがあるのは興味深い。
台北サイクルショーにも出展するブランドですが、様々なクランク長を試したい人にはこういうシステムはありがたい。

このブランドが目指している方向性についてはよくわからない部分もあるのですが、パープルのクランクもフレームカラー次第ではありなのかな。
なんとなくチネリのフレームとかならパープルクランクをマッチングできそうな気もする。

 

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パープルクランクのロードバイクなんて、盗んでも転売できない(すぐに足がつく)ので盗まれにくくなったりするのだろうか笑。
誰の自転車なのかバレバレになりそう。