バーエンドキャップは絶対必要！バーエンドキャップの真の役割とは？

ハンドルの先端についているバーエンドキャップ（バーエンドプラグ）ってありますよね？
あれの役割って知っていますか？？

バーエンドキャップは、実は付けていないと命に係わる機能部品です。
決して見た目だけの問題でつけているわけでもありません。

Contents

1 バーエンドキャップの機能
2 レースでは付けていないと失格です
3 嵌めこむだけと、固定型がある
4 久々に落としたっぽい
5 ブツが到着
6 一升瓶の蓋でもいけるらしい

バーエンドキャップの機能

バーエンドキャップの機能ですが、大きく分けて３つあります。

見た目

ハンドルバーは中空構造ですので、ポッカリ穴が開いているままだとカッコ悪いですよね。
それを埋めましょうというのがバーエンドキャップの役割です。

バーテープの剥がれやズレ防止

バーエンドキャップを外してみるとわかりますが、バーテープの端っこが中に畳まれるように入っています。
バーテープの端をバーエンドキャップで抑えているような構造ですね。

なのでもしバーエンドキャップがなくなった場合、バーテープが端っこから剥がれてきてしまったりする可能性が高いです。

命に係わる重要な機能

これが本題です。
例えば落車してハンドルバーの端っこが身体に当たった場合を考えます。

もしハンドルバーが中空構造出なかった場合、ハンドルがぶつかって痛い！で終わる可能性はあります。
ところがハンドルバーは中空構造です。
もし身体に向かってハンドルが当たった場合に、中空構造になっている分だけ剪断力みたいなのが働いて、身体に突き刺さります。

わかりやすく言うと、クッキーの型ってありますよね？
こういうやつ。
 
こういうのって、生地にこれを押し付ければ、その型通りにくり抜くことができます。
これも一種の中空構造ですが、これが中空構造になってなかったら、生地は押しつぶされておしまいですよね。

これと同じような要領で、ハンドル先端が中空構造になっていた場合、落車などで体に当たると、本気で突き刺さってしまう場合があるということです。
人体のくり抜き効果ですよ？？
痛い！では済まない可能性がありますよね。

レースでは付けていないと失格です

レースでは、バーエンドキャップが付いていないと出場することすらできません。
レースだと集団落車もありますから、集団落車したときにズボズボいろんな選手のおなかに突き刺さった日には、大量の死者が出てもおかしくありませんから。

嵌めこむだけと、固定型がある

一般的にバーテープに付属してくるバーエンドキャップは、ただ嵌めこむだけになっています。
なので簡単に取れます。
これは嵌めこむだけタイプですね。
 
一方、このようにアーレンキーで締めて固定できるタイプもあります。
 
締めていくとハンドルの中で広がっていって固定するタイプですね。
こっちは緩んでいない限り、落ちることはありません。

久々に落としたっぽい

そんなバーエンドキャップですが、先日乗ったときにどうも落としたらしく、左バーエンドキャップが行方不明に。
ここを無くすのは、人生で三回目です。

そんなわけで、無くさないように締めつけタイプのバーエンドキャップを買いました。
買ったのはこちら。
 
デザイン的にはあまりＰＲＯが好きではないのですが、ほかに良さそうなものがなかったので。
あと、アマゾンで探すと激安系のバーエンドキャップもあります。
 
アマゾンで見たところ、プライム対象ではないようなので、いつ来るか不明なので却下。