別府氏が書いたショートクランクの話が完璧すぎると思っているのですが、
ショートクランクのトレンドについて
近年、ロードレース界のトップ選手たちがショートクランクを採用し、注目を集めています。… pic.twitter.com/Dy6KGxgceQ
— 別府 史之 FUMY BEPPU (@Fumybeppu) March 10, 2025
ショートクランクブームが生み出した恩恵があると思っていて、昔から「クランク長は身長の10分の1」と言われてきた一方、

身長160センチの人が「身長の10分の1理論」に従うとクランク長は160mmになりますが、以前はシマノにも160mmロードクランクはなかったですから…
ある時から105クランクに160mmが登場し、デュラエースやアルテグラにも登場した。
その意味では、ショートクランクブームは低身長勢に「適正クランク長」の選択肢を増やしたというのが最大の恩恵なのかもしれない。
あとは「ゆるポタ」勢。
別府氏の話は競技メインになってますが、高出力を必要としないゆるポタにおいては重宝する可能性がある。
まあ、プロの真似事をしても使いこなせるかは別問題という点はその通り。
けどショートクランクブームによって各社が短いクランクを販売しだした結果、一番救われたのは低身長勢なんじゃなかろうか?
「やっと適正クランク長が増えてきた」と。
機材のトレンドはプロや競技勢が優位で、メーカーも競技メインになりますが、昔なんてリア11-23Tなんて時代もありましたよね。
「漢は黙って23T」の時代から「プロでも34T」にシフトしたことの恩恵は非競技勢・ゆるポタ勢に強く出るわけでして、レース界隈が34Tにシフトしたことでそういう機材が増えた。
非競技勢・ゆるポタ勢にとっては「やっと適正ギアの時代が来た」でしかないと思う。
競技界隈がショートクランクブームを作り、メーカーがショートクランクを販売しだした結果、低身長勢には「やっと適正クランクが増えた」になる。
まあ、適正クランク長より極端に短いクランクにするのはオススメしませんが、プロが使っていてもアマチュアが使いこなせるかは別よね。
なお、短小ブームと表現するのはやめよう笑。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
あと14tトップのカセットスプロケットが出たらエンジョイ勢としては最高なんですが…
コメントありがとうございます。
サードパーティからは14Tが出てますよね。シマノさんは…